確率
場合の数の親戚です.長い問題文をイキナリ式に表そうとすると失敗しやすいですから,まずは記号化・視覚化.しっかり手を動かして!あと,数Ⅲ微積分と並んで“演習量”がモノをいう分野です.
↓下に,この分野を習得するコツを書き連ねてみました.
注意
プリント貯めても何にもならん.プリント読んでもどうにもならん.
数学脳は,手を動かさんと働かん.
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場合の数・確率ができるようになるために.
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問題文を読むと同時に「記号化」「視覚化」
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すべての場合を書き出してしまう気持ちをベースに.
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とはいえ1440通りも書いちゃいられない.でも,せめて具体例をいくつか書いてみる.
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書いてるうちに「法則」が見つかること多し.
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とにかくなるべく具体的に表現する(「R 3個」 より 「R R R」).格好つけて抽象的にやるのは損.
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全体像を見据えながら,余事象を考えるなどして.
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答案書き出しちゃえばアッという間に終わるのが確率.書き出すまでにしっかり実験じっくり観察.
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「解けた!」と思っても「ちょっと待てよ」と疑ってみる.頭の回転が速い人はとくに要注意.
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答案は「純文学小説」みたいにズラズラ書きしないで,「●番号の選び方・・・」「●その並べ方・・・」などと箇条書きにまとめよう.(セコく部分点いただくためにも)
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コツコツ場合分けするなどの地味~な問題を解く力こそ本物の実力.これは習得に時間を要する.あせらずに,長い目で.
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数列を利用するなどの派手な技巧を用いる問題は,訓練すればわりとすぐできるようになる.
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文章が長い問題は,たいてい説明が丁寧なだけ.けっして「難しそう・・・」と恐れをなさぬように.
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「求めたいもの」と「求めやすいもの」が異なる問題は,差が付く!
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問題演習を(軽い気持ちで)たくさんこなして,感覚を磨こう.
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「短期集中特訓」と「日々チョットずつコツコツ学習」を織り交ぜて.
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典型パターン問題を(理解した上で)暗記しよう.
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上の3項目のために,当ページ内の「場合の数・確率超典型問題集」を活用してね.
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ライバルたちもたいてい確率は苦手.だから,他の人も解けるようなフツウ以下の問題がこなせれば,入試では“ケガ”はしない.
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(それもダメなら)「神様確率出ませんように」と祈ろう.
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