ここのフレームは完全に旧課程向けです.すいません.
1.出題分野(予想)

◇数学Ⅰ・A (100点満点・60分)
数学Ⅰ・・・方程式と不等式,2次関数,三角比・図形と計量
数学A・・・場合の数・確率,論理,平面図形
 全問必答で,数学Ⅰ,数学A全範囲から,満遍なく出題されそうである.
●出題フレーム予想(2008年度と同様の形式)
「時間」は,60分を配点に応じて単純に比例配分しただけのもの.
問題番号分野配点時間
1〔1〕方程式と不等式10点6分
1〔2〕論理10点6分
22次関数25点15分
3図形と計量・平面図形30点18分
4確率25点15分
・2008年も2007年とほぼ同じ形式であろう.
・ⅠAは,「論理」「図形」「確率」という,実力者といえども失敗しかねないギャンブル性の高い分野が目白押し.「多少失敗するのがアタリマエ」くらいに思っておこう.
・しかもこのフレーム予想では「確率」が最後に来る.これは怖い.第3問の「図形」でハマッテしまって時間を浪費し,「残り11分!」なんていう切羽詰った状況で“文章題”である確率に突入するという・・・おそらくこれが典型的負けパターン.くれぐれも時間配分には注意.場合によっては解く順序を入れ替えて.ただし,ホントにそうする場合は,マークする時に大問番号を間違える危険がともなうことも承知の上で!!
・第3問「図形と計量・平面図形(30点)」と第4問「確率(25点)」の順序が入れ替わる可能性がなくはない.(まずないとは思うが・・・)

◇数学Ⅱ・B (100点満点・60分)
数学Ⅱ・・・図形と式,式と証明・複素数と方程式,三角関数,指数と対数,微分法・積分法
数学B・・・数列,ベクトル,統計とコンピュータ,数値計算とコンピュータ
 数学Ⅱは必答.年によっては出題されない分野もあるかも.数学Bは4題中2題選択.受験者の大半が「数列」と「ベクトル」を選択するはずで,それに合わせるのが一番無難.コンピュータを選択すれば,自分だけ得するか,自分だけ損をするかという,ギャンブル!(本書ではコンピュータ関連分野は扱わない.)
●出題フレーム予想:3~6から2題選択 (2008年度と同様の形式)
問題番号分野配点時間
1〔1〕三角関数15点9分
1〔2〕指数と対数15点9分
2微分法・積分法,図形と式30点18分
3数列20点12分
4ベクトル20点12分
5統計とコンピュータ20点12分
6数値計算とコンピュータ20点12分
・「図形と式」は「微分法・積分法」との融合でチョコッと出る程度だろう.
・「式と証明・複素数と方程式」も,出るとしても「微分法・積分法」あるいは「指数と対数」あたりとの融合問題として軽く触れられる程度ではないか?
・ただし,「相加平均と相乗平均の大小関係」が,現過程では新たに加わる可能性があることに注意.
・「三角関数」の角は,「弧度法」が用いられることが多いだろう.

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