旅の記録をArchivesに残すことにしました。最初はLuxembourgで一番多くの観光客が集まるというViandenから。 例によって出張の合間の週末を利用しての探索でした。たまたま都内のLuxembourg大使館で熱気球から見た同国の写真展を見る機会があり、美しい街だと知って足を運ぶことにしたものです。 首都のLuxembourgからLiege行きの電車でEttelbruckに行き、そこから路線バスの570系統でViandenに向かいます。電車とバスは必ずしもうまく連絡していないので、事前に時刻表を調べておく必要がありました。Liegeに泊まって日帰りするという案も浮かんだのですが、首都を見ないまま過ぎるのもどうかと思い直し、前日に首都に入っておく計画に変更しています。到着後、市内を少し歩きましたが、その記録は後日まとめます。 |
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1. 街の地図 事前に現地の地図が見つけられなくて計画に苦労しました。街のあちこちに地図の看板を発見。全体像を把握するために、まずは地図をご覧ください。地図をクリックすると拡大できます。 |
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2. 出発 泊まっていた駅前のhotelでLuxembourg cardを購入。 10EUで国内の公共交通機関に一日乗り放題、主要な施設の入場無料と使い勝手のいいcardです。 発車15分前に駅に到着、一番上に示されている電車に乗ります。 |
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3. Liege行き電車 ごく普通のlocal線の車両(IR)。Ettelbruckまで25分ほど。 |
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4. Vianden Gare 570系統のバスをVianden Gareで降りたところです。途中、工事区間があって時刻表からは大幅な遅延。車内では次の停留所のアナウンスも表示もなくて、乗り過ごしはしまいかと戦々恐々。 Gareと言っても鉄道の駅ではなく、バスターミナルという感じの場所でした。 歩いているときは気づかなかったのですが、右前方の山の中腹に至るliftが見えています。 |
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5. Hugo橋 ともかく川岸に出れば方向がわかるだろうと闇雲に歩いてHugo橋に行き当たりました。釣りをしている人もいて、のどかな雰囲気です。 |
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6. Lift Liftもcardを見せたら無料でした。もやと風でちょっと寒いくらいの下界から山の中腹へ。横揺れがあって、乗っている間はcameraを落とさないように抱えているのが精一杯で撮影どころではありません。 ゴンドラには自転車を積める仕様のもありました。写真は普通の二人乗りのもの。 |
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7. Liftの終点 降りたところは小さな売店とトイレがあるだけで、それほど眺望も開けず、この場所に来る意味が理解できません。ともかく、城を目指して降りることにします。 |
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8. 坂の途中 坂道を 少し歩いたら待望の城が見えてきました。山道を結構くだらないといけないので、せっかくの位置energyを惜しみつつ森の中の道を歩きます。 11世紀に栄えたVianden伯の居城で、建物自体は再建されたものです。 |
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10. 到着 ここまでずっと一人で歩いていましたが、城の入り口でドイツ人らしいご一行様に遭遇。以来、この日に耳にした言語は大半がドイツ語でした。おかげで、この街の正式な読み方はフィアンデン(Vを濁らない)なのかと錯覚したほどです。 |
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11. 下界 街を見下ろしたいのですが意外にいい場所がありません。城を眺めに来たのに城にいてはいけないのだと突然理解した瞬間でした。 |
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12. 井戸 城内に設けられた深い井戸。落ちないように金属の柵が設けられていて、live view機能のないcameraでは撮りにくい状態です。X2を持ってきてよかったと自己満足しながら撮影。 |
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13. EFS 10-22mm これ以上後ろに下がれないので、全体を写すには10mmが必要でした。これも無駄な荷物にならずにすんだと喜んで撮っています。 |
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14. 下界へ 順路のわかりにくい城内で、何度も同じところを通ったりして展示物を一通り眺めたら、お腹が空いてきました。ドイツ人の団体さんの後ろについて退出。 ちょっと坂道を下ったらもう下界です。これなら、素直に下の道路から歩いて上ればよかったと、いたく反省しました。写真の左手前に歩いたところに駐車場があり、観光バスが何台も停まっていました。団体さんの出所が判明。 この駐車場の辺りにも路線バスの停留所がありそうでしたが、せっかくなのでもう少し街を散歩することにして、元のGareを目指します。 |
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15. GPS 知人に借用してきたPND(GPS navigator)を歩行者modeにして持っていますが、この辺は道路が錯綜していて、さすがの案内役も混乱気味。歩き始めたところで、"方向が反対だ、どこかでU-turnしろ"と指示されて戸惑います。女性の声で英語(米語も選択可能)で案内してくれるように設定しているので、近くを歩いている人に怪訝な目で見られる場面がありました。 右側の山の中腹までliftが伸びているのが見えます。 |
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16. Hugo hotel 川の対岸から見たHugo hotelです。橋の右側がHugo博物館になっていますが、この日は閉まっていました。 その脇の土産物屋も閉まっていて、ガラス越しに品物を眺めるのみ。 |
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17. 教会 Hugo hotelの裏手にある教会。入ったら必ず扉を閉めてくださいと掲示があり、中はひっそり静まりかえってしていました。 |
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18. Lunch: バス停から歩く途中で見当をつけていたhotelでの昼食。天気もいいし、屋外での食事です。帰りのバスまで時間がたっぷりあるので、気分的にも余裕たっぷり。食べても食べても減らないペンネと格闘していたら、バイクに乗った集団が食事に来ました。日曜日のこの街はバイクでにぎわうとLonely planetにありましたが、土曜日でもたくさんのバイクを見かけました。年配の方が多いのに多少の違和感も。 |
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20. バス停 散歩の途中でおもちゃ屋の店先で絵はがきを売っているのを見つけ、やっとこの街で買い物ができました。博物館も土産物屋も閉まっていて、何も収穫がないかと心配していたのです。 バス停は事務所風の建物を兼ねていますが無人。女性が立っているあたりから右に向かって建物の周囲が椅子になっています。ここに腰かけて待てということなのでしょう。 窓にちょうどこの日の日付を書いた掲示を発見。フランス語なので理解度がゼロに近いですが、工事のせいでバスを間引き運転し、時刻も変更すると書いている気がしました。女性が乗ったバスはしばらくして戻って来ました。運転手に"Ettelburck行きのバスはここから乗れるか"とわかりきった質問を投げてみると"ここでいいが、乗客がいないと見ると通過してしまうので、しっかり注意していて手を振った方がいい"と教えてくれました。 |
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21. 帰着 結局、"一本前のバス"は来ないまま時間が過ぎ、当初計画の時刻よりも遅れて来たバスに乗車。Gareで一時間あまり待っていたことになります。案の定、帰りも工事区間で手間取り、駅に着いたら電車が発車していくのが見えました。あきらめて駅のcafeでcoffeeを注文し、30分ほど時間をつぶして次の電車に乗ります。来たときはIRでしたが、帰りはもっとlocal色の強いRE。しっかり検札があり、cardの裏に列車番号を書きこんで返してくれました。 Luxembourg駅に着いて、翌日のドイツへの移動に備えて特急の指定券と乗車券を買い、hotelへ。駅前の店で買い物をしようと思っていましたが、到着が遅れたためすでに閉店していました。 翌日の移動も考えると、駅前に泊まる判断は正しいものでした。よく歩いた一日でしたが、天候にも恵まれていい気分転換になりました。昼間の気温は18℃で、太陽の恵みを十分に感じることができました。 日本での下調べには限界があったとは言え、何も情報を持たずに出かけていたらもっと大変だったと思います。何しろ電車が一時間に一本程度、バスはその半分くらいの頻度でしか運行していないし、言葉の問題もありましたから。 |
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時刻表のまとめ [帰路のバスは1418発を狙っていたのに、遂に来なかった。] | ||||||||||||||||
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