ぺるけさんのmini-Watterからの派生機種です。春日トランスの夏休みセールで調達したトランス類を活用すべく、主な用途をBalanced headphone ampに設定して設計に掛かりました。平衡入力を持ち、出力はbalanced
headphoneと補助的に背面に設けたspeaker端子。両者は前面のスイッチで切換えます。 6DJ8の手持ちを活用した以外は、珍しく大半の部品が新規調達したものになっています。利得の設定にしばし悩んだ結果、回路を決定しました。回路図はこちら。 2SK30Aは手持ちから選別したのでは不足して、ぺるけさんからの頒布を受けたものを加えました。 |
まずは全体をご覧下さい。今回は非常に変わったシャーシ加工の手順になりました。ご覧の通り、前面と背面のパネル部に部品が密集しています。それらのなかには奥行きの長い部品もかなりあって、安直な部品配置では互いに干渉する恐れがかなりありました。もちろん、事前検討をしっかりすれば避けられるでしょうが、過去の実績から不安が払拭できませんでした。 かくして今回は、前面と背面のパネル加工をすませて部品を実装し、その後現物合わせでシャーシ天板の部品配置を決めました。壊すといけない部品を外してから天板を加工したのです。トランス類が一直線に並ぶように配慮したら、奥行き方向の寸法にあまり余裕がありませんでした。上から見るとシャーシが大きすぎるように見えますが、内部は結構詰まっています。トランス類と平ラグを10-20mm後ろにずらすのが最適な配置だと完成後にわかりました。 |
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