J. S. Bach Pilgrimage, Leipzig [April, 2016]

 J. S. Bach巡礼の後半です。以下、Bachとだけ書いてあるのは、Johann Sebastian Bachを指します。 1723年から、1750年に亡くなるまで住んでいました。タイトル写真は、Thomaskirche(トーマス教会)の内陣にある彼の墓です。彼がカントルをしていて、マタイ受難曲の初演もここでした。
1. Thomaskirche
 
初日は月曜日で、教会の前にあるBach博物館は休み。それなら人も少ないだろうと、教会周辺の撮影に集中しました。
 教会の前にある新Bach像。人が少ないのをいいことに、周囲を巡って撮影。
この街で、最も多く記念撮影に使われる場所だそうです。
教会の向かいにはBach博物館。 西側から見た教会。
道路を隔てた緑地帯にMendelssohnの像。
教会の西側から、北側に回り込もうとしています。
北東の角。 これは、二日目。堂内を訪ねる前に撮影。

堂内


 ステンドグラスにはBachを描いた窓があるのですが望遠撮影したものはぶれていて使いものになりませんでした。痛恨の極です。

 全体を撮ったものからBachを切り出してみたのが右の写真です。
正面の建物に売店が入っています。せっかくなので、Bachの"Life and Works"というDVDを買いました。

 右の写真は、Bach博物館。
館内は撮影禁止なので、これだけです。

 BWV全曲を再生できる装置が置いてありました。
これは、うちにも欲しいと思いました。
 早速、BWV.831を選曲してみたのですが、Leonhardt の演奏でちょっと肩が凝りました。
Markt広場から教会に向かう道路脇。 Cafeですが、閉店してしまったようです。
2. Nikolaikirche
 棕櫚をテーマにした堂内はきれいですが、撮影禁止でした。ヨハネ受難曲が初演された場所です。

 上の冊子は、教会の売店で見つけたもので、音楽に関連する施設や記念碑を網羅しています。
これが出発前に手に入っていたら、旅の設計がずいぶん楽だったと思います。
 下の画像で右に写っている柱は東西ドイツの統一を記念するもの。この教会から統一を求める運動が始まったことによります。
3. 旧Bach像
 左の写真のMendelssohnが見ている方向に緑地帯を歩けば、旧Bach像が見つかります。Bach巡礼に彼が出てくるのは、忘れられていたマタイ受難曲を再発見した功績からです。

 旅の途中でマタイ受難曲が聴きたくなるかも知れないと、iPodに入れてきました。結局、再生したのは帰国便の機内でした。
4. Zimmermannsche Kaffeehausの跡地
Katharinenstrasseにある 観光案内所の右隣の建物が、1943年の空襲で破壊されたcafeの跡地です。Kaffee Kantate BWV.211などBachの作品の初演にも貢献したとのこと。
 跡地は左の写真の建物になり、入り口の右側にプレートが掲示されています。
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