Lisbon, Portugal [April, 2007]

 Boschの重要な作品の一つ(聖アントニウスの誘惑)があるLisbonの国立古美術館にはいつか行きたいと念じていました。この街を仕事で訪問する機会はありそうもなく、1990年の出張で無理して寄り道しようとしたのですが、現地駐在の人の猛反対にあって断念。それでも希望は持っておくもので、2007年4月にSpainのMalagaでの会合に出る運命が巡ってきました。ドイツからMalagaに飛び、そこで数日間泊まり込みの会合。解散は土曜日の朝で、次の仕事はまたドイツで月曜日から始まります。これなら、何とかLisbon一泊が可能だと、綿密に日程を組みました。
 ここはMalaga空港。右がLisbonに飛ぶ機体です。これまで乗った定期便としては一番小さかった気がします。ともかく、この会社しか、Malaga-Lisbonの直行便を運行していないので、他に選択肢がありません。
Lisbonに近づきました。機内では水のbottleが座席に置いてあるだけで、無人のserviceでした。  市内上空。堤防にも道路にも鉄道にも見えた高架建造物は水道のなごりだと、帰国後に判明。
Hotelは美術館のすぐ脇に予約。後から考えると、新市街に泊まって市電で通う方が便利だったようです。これは美術館の建物に沿って入り口を目指しつつ、道路の反対側を眺めたところ。坂道の多い街だと知りました。  Hotelに近い入り口は、どうやら正規のものではなかったようで、こちらが正面。Boschの作品の前で一時間ほど過ごした後、お腹が空いたのでRestaurantに行こうとしたら修復中で入れず。Cafeの軽食で我慢して、ざっと館内を巡り、正面から出てきたところです。
今回歩いた場所を示す地図です。Hotelは美術館の東隣。新市街はSao Joseの北に伸びているLiberdade通りの辺りです。
 美術館の前にある公園から南を見るとテージョ川。4月25日橋が見えています。  眼下には市電の線路。これを使って市内の中心に移動することにします。
  
道路の高さから見ると、美術館は結構高台にあるように見えます。
 停留所で市電を待ちながら、市内の地図を広げているところにUSからの観光客とおぼしき家族が登場。男の子から、旧市街に行くには何番の電車に乗ればいいか訊かれました。この街に初めて来て、まだ数時間しか経っていない旅人にそんなこと訊くのかと逆に問いつめたものの、地図を持っているのに不親切も問題かと気を取り直し、調べて教えてあげました。
Cais de Sodre駅で下車。ここから北に向かいます。 川を背にして北側を見たところ。石畳で結構急な坂道が見えます。これを歩いて上る元気はないので、busを使うことにしました。これが大失敗。
 Senhora do Monte展望台からの眺望。
ここにたどり着くのに苦労しました。乗ったBusが期待した方向よりも西よりの道路を走り、病院の前が終点。脇に公園がありますが、地図では自分がどこにいるのか、見つけられない事態に。幸い、病院の前に客待ちのtaxiがいたので、ともかくこの展望台に行ってくれと地図を示して話しました。結構な距離を走っているうちに、病院の位置がわかったのですが、思惑とは全く違う方向に移動していたことがわかりました。こんなことなら、市電を降りてtaxiに乗り換えておくのだったと悔やみました。
 左の写真の左上に見えるのが、午後の散歩で目指しているサン・ジョルジェ城です。
ぐるりと市内を見渡したところ。左の写真は、空港を目指す機体を見かけて早速撮影したもの。
Igleja da Nossa Senhora da Gracaという教会です。
Graca展望台に向かって歩いているところ。
展望台からの眺望。Igreja de Sao Vicente de Foraという教会の塔が見えています。 Sao Jorge城に向かう道路。この辺まで来ると観光客と地元の人がたくさんいます。
城と言うくらいで、門をくぐったらすぐに川をにらむ大砲が見えます。
 城からの眺望。右は対岸にあるCristo Rei。高さ110mだそうです。
 パノラマ撮影のために三脚を立てたので、ついでに望遠撮影も(下のサムネイルから、パノラマへ)。
建物に入る人たち。何となく後ろをついて歩きました。  城壁に登っても思ったほど視界が開けないのは、岡の高さに比べて建物が低いからでしょう。
また飛行機を見つけて撮影。
城内のあちこちにある像。詳細は調べていません。
このレリーフは城の外にあったもので、ここからは帰り道です。
 一部しか見えていなかった大きな教会。東に回り道する元気がなくて、眺めただけに終わりました。
Seと呼ばれるカテドラル。
日が傾いてきて、隣の建物の影が出ていますが、Santo Antonio教会です。  28番の市電が通りました。これに乗って帰る方法もありましたが、busに懲りていたので、見送り。
これに乗ったら相当な振動を覚悟しないといけなさそうです。
Comercio広場、別名宮殿広場(宮殿の跡地のため)まで降りて来ました。  周囲の建物は役所です。日が傾いてきて、撮影者の影が長く伸びています。
ドン・ジョゼ一世の騎馬像。  上の写真の傾き具合から、撮影者がかなり疲れてきているのがわかります。この辺で食事をしようにも、Spain同様店が開くのは1900以降です。なにぶんにも土地不案内。暗くならないうちにhotelに戻ることにしました。
市電に乗ってほっとしていたら、降りる停留所を通過してしまいました。一つ先で降りて、歩いて戻ります。散歩の出発点だった美術館前を通過。この角度からだと壁にあるBoschの絵が見えるのでした。乗り越しのご利益。
開店間際に飛び込んで夕食を取った店。これは翌朝の撮影です。店のおやじと片言の英語で世間話が弾みました。観光客が見逃してはいけないspotsをいくつか教えてもらいましたが、仕事のついでに来ている身、翌朝からまた移動が始まるのです。
Hotel近くの街角にあったpost。ここに投函した郵便は、遂に届くことがありませんでした。散歩の途中、自動販売機で切手を買いましたが、その脇のpostに投函すべきだったのかも。
 翌朝は日曜日。少しだけ寝坊して、荷物をまとめ、空港に向かいます。上はMunichに飛ぶLHの機体。移動後、定宿に入って心が安らぎました。言葉の問題、地理不案内...Boschのためとは言え、気疲れのする週末でした。
 その後、いくつかの国を巡って帰国はFrankfurtから。搭乗前の空き時間にアスパラガスの食べ納め。

 これは全くの余談。
翌年4月、Munichで食べたアスパラガスです。
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