Montmartre, Paris [October, 2008]

仕事の場所の関係で、Paris市内に泊まるよりは、空港周辺が便利と判断し、一週間ほど滞在しました。RERという郊外電車で市内に移動する日が続き、思ったより移動に時間を要しました。空港は、gateに入った側に店がたくさんあるものの、自由に出入りできる場所での選択肢がそれほどなく、あまり楽しくない日々でした。ここは、Montmartre周辺の記録です。
 CDG空港の始発駅からRERに乗るところ。二つ隣の駅の展示会場に行く途中です。ここまでは仕事の一部。
 左側のPEPEが各駅停車、次の電車は快速で、展示会場の次はParis市内の北駅まで停まりません。
 仕事を終えて、モンマルトルへ。これまでParis市内は何度か歩いていますが、この地域には足が向いていませんでした。地下鉄2号線のAnvers駅からお定まりのサクレ・クール寺院を目指します。
 天候が怪しいので、どんどん階段を上り、ドームに向かいます。もうかなり上がってきました。 5EUを自動販売機に入れてドームの螺旋階段を上がります。入り口に300段以上あると書いてあり、覚悟を要求されます。
気まぐれにパノラマの材料を撮影[クリックで拡大]。
 360度の展望を楽しんでから、螺旋階段をひたすら下り、地上へ。この日、納骨堂は公開されていなくて、もはやここではすることがありません。  壁抜け男を探して歩き回ったのですが、遂に探し当てられず、歩いているうちに元の地下鉄の駅に到達してしまいました。GPSでも見つけきれない場所があることを、しっかりと認識。諦めて、Trinite駅に移動。ここで土砂降りに遭いました。1982年に初めて来たときのように、この駅からモロー美術館を目指します。ちょうど昼休みに掛かっているのに気づき、雨宿りも兼ねて昼食。
駅からの道順はまだ覚えていました。案内板を確認して一安心。余談ですが、上の本にもこの美術館が出てきます。  初めてのParisで最初の目的地に定めていた場所。26年ぶりに戻ってきました。

 26年前の写真を発掘。
Olympus XAで撮影したもので、かなり退色したprintが残っていました。Scannerで読もうとしたのですが、albumnからうまく外せず、しかたがないのでprintを改めて撮影しています。解像度は論外ですが、記録としては意味があります。
 ドアには、日本語の表記が。前回はフランス語しか書いていなくて、開館の曜日や時間の確認に、ドアの前で辞書を引きました。  一番上が、今回買ったDVD。その下が初めて来たときの画集。最下段は今でも売っている画集で、オルセができて間もない頃、そこで買いました(これを編纂したのは、彼の愛人の存在を証明したことでも知られる著名な研究者)。
 再びモンマルトルに戻って墓地へ。入り口を見つけるのに結構さまよってしまいました。中に入って、モローの墓を探すのもかなりの難行。  歩き疲れていたので、裏側に位置するAlexandrine-Adelaide Dureuxの墓石を撮らずに終わっています。 
 Gが鏡像文字になっているのは、Dureuxの墓から見て正しく見える設計のため。  この本が現役だとよかったのですが、さすがに20年経ってしまうと...。
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