Schloss Nymphenburg, Munich, Germany [April, 2004]

 ヴィッテルスバッハ家の夏の居城ですが、私にとってはルートヴィヒ二世が生まれた屋敷です。
この日の朝、クレタ島を発ってミュンヘンに到着。天候が怪しかったので、Starnberg湖に行くのを翌日に延期して、午後の後半をここで過ごしました。中央駅からtram17番が便利です。

 市電の駅から歩き始めます。雲が低くたれ込めていていつ雨になってもおかしくない天気でした。  いよいよSchlossに近づき、停留所の方を振り返ったところ。
 堀の周囲を歩いて正面入り口を目指しています。白鳥がたくさんいましたが、妖精(ニンフ)は見かけずじまい。
 左右対称の美しい建物ですが、当時のcameraでは全景の撮影は望むらくもなく、パノラマの絵はがきを買って帰りました。 
 建物の入り口からすぐ目につくシャンデリア。  入り口から、元来た道を振り返っています。
  ここで一番人気があるのは、美人画の部屋。ルートヴィヒ一世が愛した女性の姿が並んでいます。美人に群がる人が多いのを敬遠して、いよいよルートヴィヒ二世生誕の部屋。
 建物を抜けて庭に出ました。運河や植物園を含む広大な屋敷ですが、いくつかの建物を巡ってみることにします。
 さっきまでいた建物から、かなり離れました。  アマリエンブルクという建物。アマリエ夫人の居場所兼狩猟小屋。
室内は豪華な装飾が施されていました。これは壁紙。  調理器具。この部屋はタイルばり。
タイルの壁。  建物の中を一巡して庭に戻ったところ。
 馬車博物館を目指しています。  白鳥の昼寝。
ルートヴィヒ二世と馬車というと、思い出すのはこの絵です。
最初の展示物。いかにも狂王ご愛用という佇まい。
 
ここにも結構人がたくさんいて、断片的な写真しか撮れていません。  馬車博物館を出て建物の正面に回り込みます。観光名所とあって、busで乗り付ける団体さんがひっきりなしに到着します。
 空気が湿っぽく、翌日の天候を案じるところです。
 堀を挟んで右がNord Auffahrts alle、左が Sod Auffahrts alleですから、この写真は西を向いて撮影しています。  Tramの停留所に戻ってきました。ここから中央駅前の定宿に戻ります。
 翌日は夕方の電車で移動する予定なので、中央駅でICEの指定券を買ってhotelに帰着。天気予報を調べた結果、雨のおそれはあるものの、小雨程度だろうとのことで、日曜日は朝からStarnberg湖を目指すことにしました。
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