East side gallery, Berlin, Germany [October, 2007]

 Lilleでの会合の翌週、フランスとドイツで客先訪問をしていました。Berlinで仕事を終え、空港に向かう仲間と別れて一人でhotelに。夕食までにはまだ時間があるし、"壁"を見ておこうと思い立ちました。
参考書は、いつものLonely Planet(Berlin編)。4カ所ほど候補のある中から、最も手入れが行き届いていて規模も大きいと書いてあるEast side galleryを目指すことにしました。後述する移動の都合から、S Bahn(近距離電車)の駅に近いところに泊まっていたので、行きやすい場所だったという事情もあります。
 地図の左上端がHotelの最寄り駅。右下に向かって伸びる灰色の線がS Bahnで、右下隅にあるSのマークがWarschauer Strasse駅。下の写真は、駅からGalleryの始点まで歩いたところ。
ここから隣のOstbarhhof駅までのMuhlen Strasseに沿った約1.3kmがGalleryと呼ばれています。別に建物に入るわけではなく、壁に沿って歩くだけなので入館料も要りません。
だらだら説明をしても仕方がないのですが、この日の仕事の同行者はイタリアとドイツの別の街にそれぞれ帰っていきました。
一日おいてドイツ国内で客先訪問の予定がありますが、彼らは翌朝別の会議が入っていたため、私は一人Berlinに残ることに。
翌日はICE(特急)で移動し、会議が終わってから車で移動する仲間たち(今日とは少し顔ぶれが違う)と経路の途中の駅で合流し、最終目的地に向かう計画です。単独で特急に乗っても行方不明にならないと見込まれる出張者には、こんな行動予定が与えられます。
 壁を巡るのに参考になるを真新しいBerlin Hauptbahnhofの売店で見つけました。行動と参考資料調達の順序が逆ですが、昨日行った場所はこの本のtour 2に相当することがわかりました。
壁は上の地図のアンドレアス通りにつながる橋に沿って南に伸びていたようです。
 昼間、仕事をしていた場所。  左の建物の最寄り駅(地下鉄)
Warschauer Strasse駅周辺。
大きなビルは、Universal Music Publishing
です。
 壁の端に到達。日没が早いので最後まで見るのは無理です。
 ところどころ壁が途切れているところから断面を見ています。壁面の作品は、あまり目を惹くものがありませんでした。
 
 早くも日が落ち始めました。遠くに見えるのは旧東ドイツのTV塔で、今歩いているのは旧東ドイツ側(壁の外側)です。  暗くなる前に一駅分歩くのは無理と判断し、U turnしました。
表題にも写っている円錐の塔はSpree川にかかるOberbaum橋です。
上の地図では右下の端に記載されています。この橋も東西の境界線の一部をなしており、橋を通過するU1(地下鉄)は東西に分断されていました。
 
Warschauer Strasse駅に戻ってきました。  駅構内で帰りの電車を待っているところ。1730頃ですが、すでにかなり暗くなっています。

 ここからは翌日の画像。ICEを2本乗り継いで到着したErfurt Hauptbahnhof。Berlinからは2時間半ほどかかりました。
 自動車組が当初の予定より遅れていたので、駅前のウィーン風cafeで時間をつぶすことに。"駅前のcafeにいるから、近くに来たら連絡を"と電話したのですが、cafeはもう一つあったことが後に判明。それでも仲間たちは"あいつのことだから、絶対ウィーン風の店にいるに違いない"と確信を持っていたそうで、ちゃんと店の前に車を駐めて"着いたよ"と電話して来ました。

 旧東ドイツの田舎町での朝。仕事に出る前に秋の風景を求めて定宿の周辺を散歩。
  
  泊まったhotelのlobby風景。

見知った人が立っていました。Brahmsの交響曲第4番は、この街で
初演されたそうです(指揮は作曲者自身)

仕事を終えて、車でMunichへ。いつもながら、結構な長距離移動でした。
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