年表6C

Eurasia

ヨーロッパ		西～中央アジア	インド	中国(華北)	東～東南アジア
501	グンディバルト王、ブルグンドを統一。
502	ビザンツ皇帝アナスタシオス1世、ササン朝ペルシアと戦う。（～507）
505	東ゴートのテオドリック、ビザンツ軍を破る。
507	ヴィエの戦い；フランク王クローヴィス、西ゴート王アラリック2世を破り、アキテーヌ地方を奪う。
507	ca.西ゴート法典・サリカ法典など成立
508	東ゴート王テオドリック、フランクからプロバンス地方を奪う（～510）
511	クローヴィス死去。フランク王国、4子に分割（フランク族の分割相続の慣習による）。
513	東ゴート王テオドリック、フランクとブルグンドを破る。
514	ローマ教皇ホルミダス即位（～523）
516	ブルグンドのジギスムント王即位（～523）
517	ブルグンド、ジギスムント王のもとでアリウス派を捨てカトリックに改宗。
517	スラブ族、マケドニア・イタリア地方に侵入。
518	ビザンツ帝国ユスティヌス1世即位（～527）
519	チェクディッチ、ウェセックス王国を確立
519	最初の東西教会分裂終わる。
523	フランク王クローヴィスの子クロドメル王、ブルグンド王ジギスムントを倒す。
	ブルグンド王にグンディマール2世即位（～532）。
	東ゴート王テオドリック、フランクとともにブルグンド王国を分割。
	ヴァンダルのトラムント王没。ヒルデリック王即位（～530）
	ローマ教皇ヨハンネス1世即位（～526）。
524	ブルグンド王グンディマール2世、フランク勢力を撃退。
524	古典・ローマ教学者ボエティウス、テオドリックへの反逆罪に問われ、処刑される。
525	南ロシア生まれのローマ修道士・神学者ディオニシウス＝エクシグウス、初めてキリスト紀年（西暦）を使用。
526	東ゴート王テオドリック死去。
526	ローマ教皇フェリックス4世即位（～530）。
527	ビザンツ帝国ユスティヌス１世の甥ユスティニアヌス１世（527?565）が即位。一時、暴動によりコンスタンティノープルが廃墟となるが、ハギア・ソフィアを再建。
	（その大聖堂は、今日まで（モスクとして）生き残っている。）。
	また、帝国の法律を集大成して『ローマ法大全』を作成。法の前では平等という思想
	ビザンツ皇帝ユスティニアヌス１世即位、将軍ベリサリウスに西ローマ帝国東部の再征服を命じる。
	イタリアは東ゴート族に、アフリカはヴァンダル族にスペインは西ゴート族に、ガリア（フランス）はフランク族に支配されていた。
529	ベンディクトゥス、モンテ＝カッシーノに修道院を建設；西方修道制の起源
	ビザンツ帝国ユスティニアヌス1世、侵入したササン朝ペルシアと戦う（～532）
	ユスティニアヌス1世、アテネのアカデメイヤを閉鎖
	ビザンツ帝国のトリボニアヌスにより『ローマ法大全』編纂始まる。
530	ヴァンダルのゲリマル王即位（～534）。
530	ローマ教皇ボニファティウス2世即位（～532）
531	フランク分国王テウデリヒ、テューリンゲン族を征服。
531	分国王ヒルデベルト、西ゴート軍を撃破。
532	フランク王国、ブルグンド王グンディマール（523～）を撃破し、敗死させる。
532	ビザンツ帝国でニカの反乱；コンスタンティノープルの人民蜂起、将軍ベルサリオスに鎮圧される。聖ソフィア寺院焼失。
533	ユスティニアヌス１世はベルサリウスをペルシアとの戦争から呼び戻し、カルタゴを奪還させる。
	フランク王国、スペインの西ゴートと戦い、一部の領土を奪う。
	ローマ教皇ヨハンネス2世即位（～535）
534	ブルグント王国、フランク王国によって滅ぼされる。フランクのクロタール1世、ブルグンド王となる。
	西ゴート、王国の首都をトレドに定める（～711）。
	ビザンツ帝国将軍ベルサリオス、ヴァンダル王国を滅ぼし、北アフリカに領土を拡大。マルタ島を占領。
	ベルサリウス、ナポリ、ローマ、ラヴェンナを征服。しかし東ゴート族の王ウィティギスのゲリラ的抵抗により、ローマが焼け野原となる。イタリアの輝きが失われる。
	ローマ教皇アガペトゥス即位（～536）
536	フランク王国、東ゴートからプロヴァンス地方を奪還。
536	ローマ教皇シルヴェリウス即位（～537）
537	ビザンツ帝国の聖ソフィア寺院再建される。
537	ローマ教皇ヴィギリウス即位（～555）
538	東ゴート、ローマ市を包囲（～539）
537	ビザンツ帝国の聖ソフィア寺院再建される。
538	東ゴート、ローマ市を包囲（～539）
539	フランク王国、イタリアに侵入。
540	ビザンツ帝国のベルサリウス、ラヴェンナを占領。
540	アンティオキア、ササン朝ペルシアに占領される。
541	ベルサリウスがペルシアとの戦いを再開すると、東ゴート族のトーティラは再びイタリアを支配下に置いた。
543	東ゴート王トーティラ、ナポリを占領。
546	トーティラ、ローマを占領。
547	ca ベネディクトゥス没（480～）
	ca アングル人の国ベルニキア王国（後のノーサンブリア王国の母体）形成される。
	ビザンツ帝国ベルサリウス将軍、ローマ市を奪還。
548	帝妃テオドラ没（500～）
549	西ゴート、アガラ王即位。
550	ビザンツの将軍ナルセス、南スペインの諸都市を西ゴートから奪う。
551	ca.東方から蚕卵がもたらされ、絹織物が製作されはじめる。
552	タギナエの戦い；ビザンツ帝国のナルセス将軍、東ゴート王トーティラを敗死させ、イタリア征服に着手。（～555）
552	ビザンツ帝国皇帝ユスティニアヌス1世は、宦官ナルセスを派遣し、スペインを支配下に置く。
553	ビザンツ帝国で第5回コンスタンティノープル公会議（～555）開催；キリスト単性論、一時勝利。
554	ビザンツ帝国軍、西ゴート王国に進攻し、スペイン南東部を奪う。
554	ビザンツ帝国軍に援助されたアタナギルド、西ゴート王になる。
555	東ゴート王国滅亡。ビザンツの将軍ナルセス、初代ラヴェンナ総督となり、イタリアを支配。
556	ローマ教皇ペラギウス1世即位（～561）。
557	ユスティニアヌス1世、アヴァール族のパンノニア定住を認める。
558	フランク王国クロタール1世、フランク王国を再統一。
559	ビザンツ帝国将軍ベルサリウス、コンスタンティノープルに迫ったブルガール族を撃退。
560	ブリタニアのケント王エゼルベルト即位（～616）。ケント王国強盛。
560	ウェセックス王ツィーウリン即位（～592）
561	フランク王国クロタール1世没（511～）、フランク王国再び4王国に分裂。
562	アヴァール族、チューリンゲン地方に侵入。
563	ブリタニアの聖コルンバヌス、スコットランドにアイオナ修道院を設立；スコットランドの改宗はじまる。
565	ブリタニア、ピクト人、北部に勢力を確立。
565	ビザンツ帝国ユスティニアヌス1世没（527～）、ユスティニアヌス2世即位（～578）。
567	フランク王国、アウストラシア・ネウストリア・ブルグンドの3王国に分かれる。
	西ゴートレオヴィギルド王（～586）、スペイン海岸のビザンツ勢力を駆逐。
	アヴァールが、ゲルマン系のゲピダエを滅ぼす。
568	アルボイン王ランゴバルド族を率いて北イタリアに侵入し、王国を建設（～774）、パヴィアを首都とする。
568	アヴァール人、ドナウ川沿岸に進出、ビザンツと戦う。また、フランクを攻撃。
569	ランゴバルド、ビザンツを攻撃。
572	ビザンツ、ササン朝ペルシアとの戦争再開（～591）。
573	フランクのアウストラシア王ジギベルト1世とネウストリア王ヒルベリヒ1世との内戦。
575	ジギベルト1世殺され、ヒルデベルト2世、アウストラシア王となる（～596）。
	ブリタニアでアングル人によるイースト＝アングリア王国成立。
	ローマ教皇ベネディクトゥス1世即位（～579）。
577	ブリタニア、ディラムの戦い；ウェセックス、ブリトン人を破り西方に進出。
578	ビザンツ皇帝ユスティニアヌス2世没（565～）、ティベリウス2世即位（～582）。
578	スラヴ人、ドナウ川を渡りトラキアに進出。
579	ブリタニア、ブルトン人、ブルターニュに勢力を確立。
579	ローマ教皇ペラギウス2世即位（～590）。
580	スラブ人、トラキア、マケドニアを占拠。
581	西ゴート王レオヴィギルド、スエヴィ、ビザンツ軍を討つ。
582	ビザンツ皇帝ティベリウス2世没（578～）、マウリキウス即位（～602）。
582	アヴァール人、ビザンツ帝国に侵入。
584	フランクのネウストリア王クロタール2世即位（～628）。
584	ランゴバルド王国で10年間の内乱、アウタリ王（～590）によって統一される。
585	西ゴート、レオヴィギルド王、スエヴィ王国を併合。
586	西ゴート王レオヴィギルド没、レカレット王即位（～601）。
586	ブリタニアで、アングル人のマーシア王国成立（～874）。
587	スラヴ人、再びバルカン半島に侵入。
589	西ゴート族、レカレット王のもとでアリウス派からカトリックへの改宗を受容。改宗進む。
590	教皇グレゴリウス1世（大グレゴリウス）即位（～601）。
591	ビザンツ皇帝マウリキウス、ササン朝ペルシアのホスロー2世と和す（～603）
591	スラヴ人、アヴァール族と戦う（～602）。
592	ブリタニア、ノーサンブリア王エゼルフリッド即位（～616）；強盛を誇る。
592	ビザンツ皇帝マウリキウス、アヴァール族を討伐（～594）。
595	ランゴバルト族、ローマ市を劫略。グレゴリウス1世、これを退去させる。
597	教皇グレゴリウス1世が派遣した伝道師アウグスティヌス、ブリタニアのケントに上陸、アングロ＝サクソン人のカトリック改宗始まる。*聖アウグスティヌス（354～430年）とは別。
	ケント王国強盛。この頃から、七王国時代（～829）。聖コルンバヌス没。
	ブリタニアにカンタベリに教会が建設される。
598	ランゴバルド、ビザンツとの間に一時休戦（～601）。
7C前半	ca.バイエルン人、オーストリア地方を占拠。
	ca.セルビア人、クロアチア人、イリリクムに定着。
	ca.ブルガール人、ドナウ川を渡ってバルカンに侵入。
	ca.ヴァイキング、シェトランド・オークニー諸島に定着。

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