Title9-3.GIF (2758 バイト) 明治初期年表             

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明治年表

明治二年

1869年

1. 政府参与横井小楠、京都で暗殺される
3. 天皇、東京着(事実上の遷都)
5. 議政官廃止、官吏公選制となる。
5. 榎本武揚ら降伏(戊辰戦争終結)
6. 版籍奉還なされる。藩知事を置く。
9. 兵部大輔大村益次郎、京都で襲われ死亡(11)。
12. 士族・卒を制定。
12. 長崎浦上キリシタン3,000人捕らえられ、20藩に流刑。

明治三年

1870年

1. 山口藩の奇兵隊など諸隊、解散措置を不満として暴動(2.鎮圧)。
8. 山県有朋ら、欧州から帰国。軍制改革に着手。
9. 政府、藩政改革要綱を布告。平民に苗字使用を許可。
10. 兵制を統一;海軍イギリス式、陸軍フランス式。
11. 府藩県に徴兵規則を通達。

明治四年

1871年

2. 薩長土三藩から親兵を編成。
6. 長崎−上海間に海底電線開通。
7. 廃藩置県の詔勅:3府302県設置。
10. 右大臣・外務卿岩倉具視らを欧米視察に派遣。
11. 県知事を県令と改称。
11. 琉球人54名、台湾に漂着し、殺される。(後の征台論へ)

明治五年

1872年

1. 特命全権大使岩倉具視ら、米大統領グラントに会見。
1. 皇族・華族・士族・平民の呼称確定。
1. 福沢諭吉『学問のすすめ』刊行。
3. 親兵を廃し、近衛兵を設置。
4. 日曜日休日制制定。
6. 岩倉大使、条約改正交渉中止を米に通告。
7. マリア=ルース号事件(ペルシア船の中国人労働者虐待取調べ)
8. 学制頒布;大学・中学・小学の3学区制、国民皆学めざす。
9. 新橋−横浜間の鉄道開業。
9. 琉球国王を琉球藩王とし、華族に列する。
11. 太陽暦を採用(明治6年から)。

明治六年

1873年

1. 広島、名古屋を加え6鎮台とする。徴兵令布告。
2. 仇討ち禁止/キリスト教禁制の高札撤去(黙認)。
5. 遣欧副使大久保利通帰国。
8. 閣議で西郷隆盛の朝鮮派遣決定。
9. 遣欧大使岩倉具視帰国。
10. 木戸・大久保・大隈・大木の四参議、西郷派遣を不満として、辞表を提出。
10. 明治天皇、朝鮮遣使を無期延期。西郷は参議を辞任。
10. 副島種臣、後藤象二郎、板垣退助、江藤新平ら、参議を辞任。(征韓派の敗北)
12. 佐賀征韓党結成。
各地で徴兵制反対の一揆おきる。

明治七年

1874年

1. 板垣退助ら、愛国公党を結成。
1. 東京警視庁設置。
1. 板垣、民選議院設立建白書を左院に提出。
2. 佐賀の乱起きる;前参議江藤新平、佐賀征韓党の叛乱。(4/13.江藤処刑)
4. 参議木戸孝允、台湾出兵に反対し、辞表提出。
5. 大阪−神戸間に鉄道開通。
5. 陸軍中将西郷従道、台湾征討のため長崎出航。
6. 北海道に屯田兵を創設
6. 西郷隆盛、鹿児島に私学校を設立。
7. 三菱商会、政府から輸送船13隻を無償委託され、台湾出兵の軍事輸送にあたる。
10. 台湾征討につき、大久保が北京で交渉。日清間に協定成立(償金50万両)。

明治八年

1875年

1. 英仏公使、横浜駐屯軍撤退を通告。
2. 三菱商会、横浜−上海航路を開始。
2. 大久保、木戸、板垣、大阪で会談、改革の意見一致。(木戸、板垣は参議に復帰)
4. 元老院、大審院、地方官会議の設置。漸次立憲政体樹立の詔でる。
5. ロシアと樺太、千島交換条約調印。
9. 江華島事件起きる;朝鮮漢江河口の江華島で日本軍艦雲揚号が交戦。
10. 板垣退助、参議を辞任。

明治九年

1876年

2. 日朝修好条約調印;3港開港、不平等条約を強制。
3. 廃刀令公布。
3. 日本最初の私立銀行三井銀行設立。
8. 札幌農学校開校(クラークが教頭となる)
9. 元老院に憲法起草を命じる
10. 小笠原諸島の日本統治を各国に通告。
10. 熊本神風連の乱;敬神党の大田黒伴雄ら170名、熊本鎮台を襲撃
10. 福岡秋月の乱、前参議前原一誠らによる萩の乱、相次いで発生。
12. 三重県に地租改正反対一揆発生し、各地へ波及。

明治十年

1877年

1. 警視庁を内務省に移管
2. -15.西南戦争勃発;西郷隆盛、約1万の薩摩士族軍とともに鹿児島を出発。 -19.政府側、有栖川宮熾仁親王を征討将軍とする。
9. 薩摩軍、鹿児島にもどり、約300名が城山にこもる。西郷、桐野ら、城山で自刃;西南戦争終結。

明治十一年

1878年

5. 参議、内務卿大久保利通、紀尾井坂で暗殺される。

明治十二年

1879年

8. 大警視川路利良、フランス渡航後に倒れ、帰国後死去。

アーネスト・サトウ関連年表

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