Title9-3.GIF (2758 バイト) Europe BC338年 . . . . . . . . . . . . . . . .

BC359年 gya_l_bg.gif (1060 バイト)  gya_r_bg.gif (1063 バイト) BC334年

マケドニアの覇権

EurasiaBC4C  ホーム   アレクサンドロスの東方遠征   テーマ史《INDEX》 年表

概略

BC338年カイロネイアの戦いでアテネ・テーベ連合軍を降したフィリッポスは、全ギリシアの盟主となる。その後もギリシアでは例えばアテネのデモステネスなどが反マケドニアを主張するなど反発もつづいた。こうした中フィリッポスは凱旋式において暗殺される。後をついだアレクサンドロスに対してもギリシアの反発はつづき、テーベはマケドニアからの圧力に対してついに反旗を翻した。しかし、圧倒的なアレクサンドロスの軍隊の前に鎮圧され徹底的に破壊されることになる。ギリシアの目を外へ向けるためもあってか、名目上はペルシアに圧迫されている小アジアのギリシア植民都市救済のためにペルシアに対して戦争に乗り出す。しかし、アレクサンドロスの目はさらに東方へ向けられていた。20才で即位したアレクサンドロスは幼少時代から共に育てられた将校たちを中心にペルシア軍を立て続けに破った。
ギリシア・ローマ マケドニア
BC337年 コリント同盟、ペルシアに宣戦布告 BC338年 カイロネイアの戦い;フィリッポス、アテネ・テーベ連合軍を粉砕。コリント会議でフィリッポスを盟主とする全ギリシア同盟(コリント同盟、スパルタ除く)成立
BC336年 アレクサンドロス、コリント同盟盟主、ペルシア遠征軍最高指揮官に選ばれる。 BC336年 フィリッポス、暗殺される。アレクサンドロス3世即位。(〜BC323)
BC335年 アレクサンドロス、アテネ、テーベの反乱を鎮圧し、テーベを破壊    
BC334年 エピロス王アレクサンドロス(アレクサンドロス大王の妹婿)(BC342〜BC330)南イタリアを征服し、ローマと同盟 BC334年 アレクサンドロス、ペルシアへ遠征
グラニコス河畔の戦い;ペルシアを破り、小アジアの征服を始める。
サルディス、エフェソスを占領。ミレトス、ハリカルナッソスを攻囲し、陥落させる。
リュキア、パンフュリア、西ピシディアを征服し、グルディオンで越冬。

 

資料  『アレクサンドロス大戦記』ヴァレリオ・マッシモ・マンフレディ(徳間書店)
 『世界史大年表』石橋秀雄 他(山川出版社)
 『ギリシア人の物語』塩野七生(新潮社)