Title9-3.GIF (2758 バイト) Eurasia12C   

Eurasia 11C     Eurasia 13C(前半)


モンゴル 1206年  テーマ史《INDEX》   ホーム    年表

 ◆ 12世紀 末頃の概況◆

 中国

 北方で興った女真族の金は、遼を滅ぼし(1125)、宋を圧迫。宋は河南に遷都し、南宋を建国した(1127)。その後、そのさらに北方でモンゴルが台頭することとなる。

 西アジア

 セルジューク朝が滅び、エジプト、シリア地方では宰相であったサラディンがファーティマ朝を滅ぼし、アイユーブ朝を建国し(1171)十字軍と対峙。ペルシアではホラズム朝が、アフガニスタンから北西インドではゴール朝が興った。

 欧州

 度重なる十字軍派遣により、ビザンティン帝国は東方へ勢力を戻すが、サラディンにイェルサレムを占領され、以後は宗教的情熱から、ヴェネチア主導による東地中海制海権のための遠征となっていく。

資料   石橋秀雄他 『世界史大年表』