Title9-3.GIF (2758 バイト) Eurasia10C   

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 ◆ 10世紀 末頃の概況◆

 中国

 五代十国の最後の後周が中国の大部分を併せ、その領土を宋が引き継ぐ。北方では契丹族が台頭し、遼を建国した。

 西アジア

 945年ブワイ朝がバグダードを占領、アッバース朝カリフは宗教的権威のみとなる(1258年まで存続)。エジプトではファーティマ朝カリフが成立。中央アジアではサーマーン朝、つづいてカズニ朝が隆盛となる。

 欧州

 北方ではヴァイキングが定着し、国家を形成していく。オットー1世が教皇から帝冠を受け、ローマ帝国の継承者となる。

 ※   カズニ朝のインダス川上流域への進出は11C初頭であるが、10C末頃に表示した。さらに1005年サーマーン朝が内乱により滅びるとカズニ朝はその領土のうちサラサン地方を併合した。

資料   石橋秀雄他 『世界史大年表』