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Eurasia12C
◆13世紀前半の概況◆ 〜 13世紀前半頃 〜
中国
13世紀初頭に興ったモンゴルは、初代チンギス=ハーンの時代にヨーロッパに至る大帝国を建設。13世紀半ばには、この子どもたちが争いながら、後を継ぎゆるやかながら大帝国を維持していた。
西アジア
東から来襲したモンゴル軍により、またたくまに席捲、破壊され、モンゴルの支配下に入った。
欧州
キリスト教勢力つまり教皇と世俗権力である神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世が、権力を争っていた。フリードリヒ2世は、社会の支配権は皇帝、諸侯などの世俗的な権力者が握るべきであると考えており、キリスト教が支配していた中世ヨーロッパに新たな考えを導入しようとした。これは後のルネサンスへ引き継がれていく考えてといってもよい。