竹松駐屯地 | 陸上自衛隊:大村市富の原1丁目 |
土地365,080m2: 建物28,913m2 |
2002年5月に竣工した庁舎
竹松駐屯地部隊は、1952年に鹿児島県鹿屋市から約900名の隊員が、大村市内の旧大村海軍航空隊跡に移駐して開設した。
現在は西部方面隊第2高射特科団に属する第7高射特科群(ホーク部隊)が駐屯している。隊員数は約700名。
特科群の地対空誘導ミサイル「改良ホーク」(Homing All the Way Killer)の射程は35kmを超える。レーダーから敵機に電波を浴びせ、ミサイルは敵機からの反射電波を感じてこれに向かって方向を定めるようになっている。国内では長距離射撃場がないために発射訓練ができず、毎年アメリカのニューメキシコ州マックグレゴア射撃場まで実弾射撃訓練に行っている。
佐世保相浦駐屯地に「水陸機動団」が創設されることで西部方面混成団としては手狭になることから相浦の車両教育隊が16年3月に移駐して竹松車両教育隊となった。また南西諸島に陸自の警備・ミサイル部隊配備が予定されており、竹松駐屯地の隊員がの約1/3が移動するとみられている。
竹松大多武演習場は03年度実績で179日、延10,594人が使用している。一番多いのは第7高射特科群で約3分の1を占める。その他、大村駐屯地の第16普通科連隊や第4施設大隊、佐世保相浦駐屯地の西部方面普通科連隊などが使用している。
ホークミサイルの訓練用模擬弾
独身男性寮「シーサイドパレス竹松」
女性自衛官の寮