平和大会日誌(第2日目)
朝4時30分からホテルで二つの発言原稿をまとめる。(国際シンポジウムと開会総会での代表発言)
○国際シンポジウム(午前9時30分)
第二テーマ「米軍基地被害根絶の国際的共同を草の根から、名護新基地建設反対闘争との連帯」。まず日本(須田博事務局長)、韓国の弁護士イ・ソクテさん、同じく韓国のキム・ヨンハンさんが導入発言を行った。続いて神奈川(永沢県原水協事務局長)、長崎(山下佐世保原水協理事長)、沖縄(民医連)、北海道、福岡などからの国内代表の発言があった。
最後にパネラーと来賓(韓国テグ市長)の感想が語られた。「沖縄にきて、日本や韓国の人たちの話を聞いて米軍基地の問題について、初めて実感した。平和な世界をつくるためにも核兵器廃絶と非軍事化の課題が大切」(マレーシア代表)など、海外代表が真剣に大会に臨んで、感銘を受けている様子が率直に語られた。
○開会総会
長崎代表団が元気な姿を見せてくれた。総計31名になるという。長崎市従のがんばりが目立つ。
上田耕一郎副委員長が来賓あいさつ。「日本の支配構造の中核に迫る日米軍事同盟打破、米軍基地撤去の闘いの勝利のためともに頑張ろう」という呼びかけは胸に響く。えひめ丸犠牲者寺田さん両親の訴え、大野航空機労組議長の話など感動的な話が続く。全国の闘いのトップを切って「自衛隊艦船インド洋派遣をめぐる闘いに」ついて、発言した。大会参加者からも「感銘した」と激励を後から受けた。壇上にたくさんの長崎県の仲間があがってくれたのもうれしかった。【山下千秋】
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