佐世保港監視・抗議行動速報58
佐世保原水協・佐世保市平和委員会

 11月30日(金)天気:曇りのち晴れ

08:10 前畑岸壁監視ポイントにつく。
赤崎岸壁に米軍の白い艦船。
08:15 護衛艦あさかぜ(169)を支援船が引き出しにかかる。5分後艦首を沖合にむけ、25分後に港口の方に消える。
08:20 護衛艦さみだれ(106)を支援船2隻で引き出しにかかる。7分後艦首を沖にむけ、25分後、港口の方へ消える。
08:32 海自支援船YT58YT69が立神から倉島へ戻る。
同時刻、護衛艦ひえい(142)が支援船にひかれて後進。5分後に艦首を沖にむけ前進し、25分後に港口の方に消える。
同時刻、海自小型通貨船YL15が倉島から出てきて沖の方へ。
08:40 ひえいを支援したYT84が黒いクッションボールを押して沖へ向かい、10分後に崎辺の方に消える。
08:45 YT78がイージス艦ちょうかいにつけている。2分後、ちょうかい腹部にあった黒いクッションボールを押して沖へ向かい、15分後に崎辺に消える。
08:50 YT80が倉島から沖へ。10分後崎辺に消える。
09:02 YT62が倉島から沖へ。崎辺の方に消える。
09:07 先ほどのYT84が戻ってきて倉島に入る。
同時刻、逆にYT69が倉島から沖へ。10分後に崎辺に消える。
10:10 監視終了。

午前10時10分時点の佐世保港にいる艦船の配置状況
港中央付近  
赤崎岸壁 米海軍艦船
立神港区 未確認
海自立神桟橋 イージス艦こんごう(173)、イージス艦ちょうかい(176)、護衛艦さわかぜ(170)、護衛艦ゆうだち(103)
倉島岸壁 護衛艦おおよど(231)、護衛艦とね(234)、輸送艇1号(2001)


平和大会日誌(第2日目)
 朝4時30分からホテルで二つの発言原稿をまとめる。(国際シンポジウムと開会総会での代表発言)
○国際シンポジウム(午前9時30分)
第二テーマ「米軍基地被害根絶の国際的共同を草の根から、名護新基地建設反対闘争との連帯」。まず日本(須田博事務局長)、韓国の弁護士イ・ソクテさん、同じく韓国のキム・ヨンハンさんが導入発言を行った。続いて神奈川(永沢県原水協事務局長)、長崎(山下佐世保原水協理事長)、沖縄(民医連)、北海道、福岡などからの国内代表の発言があった。
最後にパネラーと来賓(韓国テグ市長)の感想が語られた。「沖縄にきて、日本や韓国の人たちの話を聞いて米軍基地の問題について、初めて実感した。平和な世界をつくるためにも核兵器廃絶と非軍事化の課題が大切」(マレーシア代表)など、海外代表が真剣に大会に臨んで、感銘を受けている様子が率直に語られた。

○開会総会
長崎代表団が元気な姿を見せてくれた。総計31名になるという。長崎市従のがんばりが目立つ。
上田耕一郎副委員長が来賓あいさつ。「日本の支配構造の中核に迫る日米軍事同盟打破、米軍基地撤去の闘いの勝利のためともに頑張ろう」という呼びかけは胸に響く。えひめ丸犠牲者寺田さん両親の訴え、大野航空機労組議長の話など感動的な話が続く。全国の闘いのトップを切って「自衛隊艦船インド洋派遣をめぐる闘いに」ついて、発言した。大会参加者からも「感銘した」と激励を後から受けた。壇上にたくさんの長崎県の仲間があがってくれたのもうれしかった。【山下千秋】