佐世保港監視・抗議行動速報55
佐世保原水協・佐世保市平和委員会

 11月27日(火)天気:明け方小雨、曇り、また小雨

06:55 弓張下、港中央には停泊艦船の姿はない。しかしすでに海自支援船がでている様子。立神港内変化はない。
前畑ゲート前、警察の車も人もいない。ゲートが開いており車が2台入っていく。ゲートには、海兵隊警備兵がたっている。台船4隻もいつもの配置。
07:20 前畑岸壁監視ポイントにつく。
昨日までいた海保大型巡視船PL120「くにさき」の姿はない。
赤崎岸壁に米海洋測量船。
倉島岸壁は昨日5隻が出港。立神の「あさぎり」がシフト替えで接岸。
07:40 庵崎付近に護衛艦あさかぜ(169)が入港してくる。
07:41 米軍支援船が平瀬から立神へ。
同時刻、海自支援船YT80がすでに倉島から出て、立神桟橋付近で、両脇腹に黒いクッションをかかえたまま待機している。
07:50 SSK支援船2隻が、出動。赤崎方面へ向かう。
07:55 米軍測量艦につける。同艦船は白い煙を吐いている。昨日午後きたばかりでもうでるのかな?
07:56 倉島からYO30が出てきて、立神前方で長く待機。海自ボート2隻が母艦から遠く離れて、何となく漂っている。そのうち1隻は母艦に向かう。
同時刻、護衛艦あさかぜを支援した海自支援船YT78YT84が立神から赤崎へ。米軍測量艦の後ろにつける。まさか、その米軍艦船にはすでに民間船が支援をしている。これに海自艦船が支援するとなれば前代未聞だ。そのように
見えた。(あとでわかったがそうではなくあとから入港する海自艦船支援のための待機だったらしい)
同時刻、沖からは海自支援船YL15が立神へすすんでいく。
07:58 後方をみると補給艦ときわ(423)が港口へ向かうのが見える。また護衛艦いなづま(105)がこちらに向かってくる。
08:00 朝礼ラッパがなる。
08:05 SSK支援船が米軍測量艦から離れていつもの係船地の方に戻る。海自支援船YT62が立神から倉島へ。
08:08 別のSSK支援船が出動。どこに行くのか沖の方へ。
同時刻、米軍支援船が平瀬から立神へ。遅れてもう1隻の支援船が。
08:15 YL15が護衛艦やまぎり(152)から離れて倉島の方に。
同時刻、YT84YT78が護衛艦いなづま支援に向かう。
同時刻、YT80がやっと動く。
08:20 米軍支援船が立神から赤崎へ。さらにもう1隻が同様に立神から赤崎に。
08:25 沖からはイージス艦ちょうかい(176)が入って来るではないか。前方を海保巡視艇がしっかり先行して警備している。先の補給艦は庵崎貯油所岸壁に着いている。
08:30 小雨が降り出す。ちょうかいは目の前。なんと後方には第4護衛隊群旗艦ひえい(142)が入ってくるではないか。
08:35 前畑湾から、海自支援船(?)が沖の方へ。その視線の向こうにまた護衛艦の姿が見える。やがてそれは護衛艦さみだれ(106)と判った。いったい今日はどうなっているのか激しい艦船の動きだ。
08:40 まだ動きがある様子だが、次の用務のため、ここで監視終了。心残り。

午前8時40分時点の佐世保港にいる艦船の配置状況
港中央付近  
赤崎岸壁 米海軍測量艦
立神港区 強襲揚陸艦エセックス、揚陸艦ジャーマンタウン、揚陸艦フォートマクヘンリー、揚陸艦ジュノー、掃海艦ガーディアン、掃海艦パトリオット
海自立神桟橋 イージス艦こんごう(173)、護衛艦さわかぜ(170)、護衛艦やまぎり(152)、護衛艦ゆうだち(103)、補給艦さがみ(421)
倉島岸壁 護衛艦あさぎり(151)、護衛艦おおよど(231)、護衛艦とね(234)

抗議行動
12時10分から30分街頭宣伝。アフガン募金3207円【山下千秋】

日本参戦を阻止するキャンペーンNo.22
派兵承認(自、公、保と民主党)
平和を願う国民からの批判は必至

 26日、衆院特別委は、「戦後初の戦時への自衛隊派兵」という大問題を与党・三党と民主党の賛成で強行採決しました。とうとう「戦争する国への第一歩」を国会が承認してしまったのです。

これだけの大問題がある

 戦争しない憲法に違反
 第一には、今度の仕事は米軍への武器・弾薬の輸送です。戦争参加そのものです。「戦争しない」憲法をまっ向から破るものです。

 肝心なことは国会にも秘密
 第二には、「基本計画」はあいまいにしておき、具体的活動を定める「実施要項」は秘密にされ、国会に報告もされないままです。議会制民主主義の否定です。

 被災民救援は、隠れみの
 第三には、避難民救援といっていますが、国連からは「自衛隊に要請はなかった」ことが明らかになるなど、ただ何とか理由を付けて「日の丸」をインド洋にたて、「集団的自衛権」の壁を破りたいだけです。