戦争する国ノー、すすむべきは平和の道
今朝(9日)、自衛艦船がインド洋に出港
今朝、戦争参加のために、佐世保から2隻の護衛艦と1隻の補給艦がインド洋にむけて出港しました。平和憲法をずたずたに引き裂く大暴挙です。日本政府による二つの歴史的犯罪です。
第一には、罪のないアフガン一般市民を殺傷する報復戦争に加担することです。
空爆開始一ヶ月だった報復戦争の実態は悲惨なものです。飢餓に加え戦争恐怖の引き起こしたアフガン難民はただでさえ数百万人が生死の境にいるといわれています。テロ根絶には役立たず、こうした一般市民の犠牲者をふやすだけの報復戦争にどうして、日本が軍隊を差し向け米軍に協力することが許されるでしょうか。
戦争の道は、民主主義も暮らしも破壊する道
第二には、日本が再び戦争する国の第一歩に踏み込んだことです。
戦後日本は参戦せず、一人の戦争犠牲者を内外につくってこなかった世界に誇る歴史をつくってきました。こんな国が世界で増えてこそ、テロの根絶や世界平和実現の道でした。その力こそ平和憲法でした。その憲法をずたずたにして、戦争への道に突き進もうというのです。戦争の道は、民主主義をおさえないとすすめません。戦争の道は巨額な戦費をともないます。国民の暮らしがいっそう圧迫される道です。この進路を拒否しているのが現憲法です。
報復戦争参加を中止せよ、今こそ平和憲法守れの大きな世論をつくろうではありませんか。
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