佐世保港監視・抗議行動速報35
佐世保原水協・佐世保市平和委員会

 11月7日(水)天気:晴れ

06:50 監視ポイントにつく。
前畑弾薬庫ゲート前、1人の機動隊員、ジュラルミンの盾。警備車もある。
07:25 米軍小型ボートが立神岸壁左前に待機している。
07:44 海保巡視艇が沖から赤崎前、立神前をへて倉島に。
07:49 海自運貨船YF2127が倉島から出て立神2号桟橋につける。
07:57 海保巡視艇MS02が倉島から沖へ。
08:00 朝礼ラッパがなる。普通はラッパがなって2分ぐらいで整列が崩れて、隊員のほとんどは艦内に消えるが今朝は全艦で整列が10分以上続いた。護衛艦くらまや護衛艦きりさめなどでは朝礼が20分以上続いた。この間特別の訓示が行われているらしくマイクの音がとぎれとぎれに聞こえる。
08:12 海自支援船YT78が倉島より出て立神の補給艦はまなにつける。8時25分、同支援船は動きだし崎辺に向かった。8時57分、同支援船が崎辺から戻り立神1号桟橋の護衛艦やまぎりにつける。この間何かの作業を行っていたが何をしていたか不明。約20分後倉島に戻った。
08:16 米軍小型ボート(FAS6)平瀬より出てきて沖へ向かう。
08:22 立神2号桟橋につけていた運貨船YF2127が倉島に戻る。
08:28 護衛艦さわぎりのボート(4人のり)が母艦から離れ沖へ。崎辺に消えた。
08:46 米軍小型ボート平瀬から立神、赤崎前をすすみ沖へ。
08:52 海保巡視船しまひかりLS210が倉島より出てきて前畑と赤崎の中間あたりで待機する。
09:10 海保の作業船LL12が倉島から出てきて、(船上に赤と黄色のブイをのせていた)前畑と立神の中間地点で」停船し、黄色のブイを既設のものと取り替えた。40分後次の作業に向かった。
09:27 立神から海自小型ボートが、崎辺に向かった。
09:32 米軍小型ボートが沖から戻り平瀬に入る。
09:40 海保巡視艇あさぐもPC204が沖からきて倉島に入る。
同時刻、海自運貨船YF2127が倉島から出て立神2号桟橋につける。
09:52 さわぎりのボート(4人のり)が崎辺の方より戻り母艦につける。
10:05 立神2号桟橋につけていた運貨船YF2127が10数名の人を乗せて倉島に戻る。
同時刻米軍支援船(FAS14)が平瀬から沖へ。
10:18 米軍支援船が沖から平瀬に戻る。
10:28 海保巡視艇CL99が沖から倉島へ。
10:30 海保大型巡視船こしきPL123が沖から倉島へ。
10:40 海保中型巡視船いなさPS13が沖からきて赤崎と前畑の中間地点で待機。
10:45 海保巡視艇CL12が一里島横での作業を終えて、立神と前畑の中間地点で停船。
10:50 現在、前畑、赤崎、立神、平瀬入り口の中間海上に海保巡視艇4隻と作業船1隻、計5隻が停船している。この光景は異常に見える。何のために?
10:55 海保巡視艇CL87が沖合よりきて倉島に入る。
11:05 米軍小型ボート平瀬から出てきて沖へ。
11:12 海上に停船していた海保巡視船3隻と作業船LL12がともに動き出し倉島に戻る。(何のための20分以上の停船だったのか?)
同時刻、海保巡視船PM76が倉島から沖へ。海自支援船YF2127が倉島から立神2号桟橋につける。
11:22 海保巡視船1隻が倉島から沖へ。
11:30 監視終了
◆今日は海保巡視船の数がやたら増えたし、その動きも激しかった。よそからの応援もあっているのでは。緊迫した空気が当方に迫ってくる。

午前11時30分時点の佐世保港にいる艦船の配置状況
港中央付近  
赤崎岸壁  
立神港区 掃海艦パトリオット、掃海艦ガーディアン、ホテル船
海自立神桟橋 補給艦はまな(424)、護衛艦さわぎり(157)、イージス艦こんごう(173)、護衛艦きりさめ(104)、護衛艦くらま(144)、護衛艦やまぎり(152)
倉島岸壁 支援船YASなど2隻、輸送艇1号(2001)

◆この日、艦船への食糧、物資、土嚢(弾よけ)などの積み込みが行われた(マスコミ情報で知る)
抗議行動 12時15分から京町アーケードで恒例の街頭宣伝。【山下千秋】

日本参戦を阻止するキャンペーンNo.7
空爆即時停止
人道支援に障害、事態は緊迫(国連機関の訴え)

 日本共産党パキスタン調査団の報告(6日国会記者会見)を紹介します。

援助が冬の直前の今がヤマ場、だから空爆やめて
 第一に、国連機関やNGO(非政府組織)の関係者は、「アフガニスタンへの食糧や水などの援助は、雪が降る冬にはいる前のこの二週間がヤマ場で、実際にすぐ援助できる体制をとっており、そのために何よりも空爆は中止してほしい」と訴えており、事態は緊迫している。

こんな非人道的兵器が使われていいのか
 米国の軍事攻撃は報復的戦争であることを指摘してきたが、非人道的な殺傷が行われていることが裏付けられた。クラスター爆弾の使用が確認された。この事実を国連に通報するとともに、こうした兵器が使われていいのかという世論をつくっていきたい。また、地雷除去の活動をしている国連担当者が、劣化ウラン弾使用の可能性に言及した。

空爆はテロ勢力を助けている
 第三に、空爆でテロ根絶という国際社会の団結に亀裂が入り、テロ勢力を利する政治情勢がパキスタンの中で生まれている。実際、ビンラデインをたたえる状況も生まれており、空爆はテロ根絶に逆行している。

自衛隊は歓迎されていない
 第四に、難民支援で、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が「軍隊の出動は、理由もないし、いま必要とは考えていない」と述べたことを紹介し、自衛隊の参戦で日本とパキスタンの友好関係が破壊される懸念の声や、パキスタン政府も事実上自衛隊派遣を歓迎していないことを詳しく紹介した。