佐世保教育隊敷地内にある小銃射撃場は、佐世保警備隊の有していた黒髪射撃場の代替として1980年4月1日に崎辺地区に竣工した。覆土式で長さ約150m。小火器の射撃訓練として年間140日使用。 1983年9月28日より地位協定第二条4項(b)の施設(FAC5117)として米軍が共同使用を始めた。使用は、原則として年間4回(各四半期1回)とし、使用期間は1回につき1日〜3日とすることが協定書で取り決められている。したがって年間最大12日のはずである。しかし使用状況報告書を見る限り、それをはるかに上回る頻度で使用されている。また2000度年までは減少傾向を示していたが、テロ事件以降急増したことがみてとれる。
◆崎辺小銃射撃場の限定使用に関する現地協定(日本語・英語) |
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