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強襲揚陸艦アメリカ 海自輸送艦と訓練

強まる水陸両用作戦での一体化

 1月10日、強襲揚陸艦アメリカが配備後初めて出港し、13日には東シナ海で海上自衛隊と初の共同訓練を行いました。水陸両用作戦において日本側の輸送揚陸艦となる海自輸送艦「くにさき」が参加(米海軍は米軍と同じ「ドック型輸送揚陸艦」と呼称)。訓練では人員の交換、共同操縦、通信演習、デモ飛行などが行われ、「海自と米海軍との水陸両用作戦に係る相互運用性の向上」(海自公式Twitter)を図ったといいます。また海自輸送艦を指揮する海自掃海群司令官がアメリカに乗艦してF-35Bの離着艦訓練などを見学しました。

 輸送艦「くにさき」は昨年もこの時期に強襲揚陸艦ワスプと輸送揚陸艦グリーンベイと共同巡航訓練を行っており、水陸両用作戦での日米一体化が進められています。

(2020年1月14日)