佐賀空港の自衛隊オスプレイ基地化が漁民などの反対で行き詰まる中、長崎空港への暫定配備案が急浮上しました。11月28日、長崎県平和委員会は大村市で緊急の意見交換会を開きました。
意見交換会では、日本平和委員会事務局長の千坂純さんがオスプレイの危険性と、自衛隊のオスプレイが佐世保基地に編成される日本版海兵隊「水陸機動団」と一体に、米強襲揚陸艦部隊と共に海外に出撃するためのものであることを強調しました。佐世保原水協理事長の山下千秋さんは、強襲上陸舟艇LCACの協定違反の夜間航行訓練の強行など、佐世保基地強化の動きをリアルに報告しました。
参加者からは「いち早く声をあげよう」「町内会も反対の声をあげるような取り組みにしよう」「長崎空港建設時の軍事利用をさせない覚書を活用できないか検討しよう」「命を守る願い、憲法9条守る願いと結び付けて広げよう」など、意見が次々と出され、「オスプレイ来るな」の思いが沸き上がる集いとなりました。
(2017年11月29日)