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玄海原発の再稼働は許さない!

福岡のオール九州集会に2,500人

 8月27日、玄海原発の再稼働を狙う九州電力に対し、再稼働ノーの民意を突き付けようと、福岡市警固公園で「オール九州 玄海原発再稼働許さない!集会」が開かれ、約2,500人が参加しました。

 原発ゼロをめざす長崎連絡会は貸し切りバスを出し、途中、諫早・大村からの乗車も含め、19人の参加。佐世保から地区労の方10数名と現地で合流。それ以外にも個人や団体で参加された方も多く、長崎県から総勢40〜50人の参加だったそうです。
 会場に着いた時の感想は、「舞鶴公園での1万人集会の頃とすると会場も小さくなり、集会全体も長崎県からも参加も少なくなった。」とやや悲観的でしたが、「この暑さの中、他の行事等も多い時期に良く集まった。運動の広がり、各団体の連携も進んできている。」との話を聞き、実行委員会他関係者の皆さんに頭が下がる思いでした。

 集会には韓国代表も30人ほどで参加してくれ、「原発地元では風評被害に悩まされている事、政権が変わり原発建設工事を凍結し脱原発へ向かいだした。日本の運動と連帯協力して原発のない世界を作っていきましょう!」との発言に勇気と希望をもらいました。

 長崎県北の原発30キロ圏内にある新松浦漁協が、220人66隻で「玄海原発再稼動反対の海上デモ」行ったニュースは長崎も動き出したと嬉しくなりました。九電本店前アピールで政党議員の発言で、「西九州自動車道を使っての避難で渋滞が起きた場合、福岡県は自県民の避難を優先するし佐賀との県境を封鎖する計画」とか、壱岐市の避難計画で、国の指示は島内北部へ避難。自治体は漁船等も使い全島民避難を考えているが、国は「漁船は客船の許可を得ていないので何か有った時に責任持てないから、人員輸送は許可できない。」等、地元住民の事を考えない計画に怒りを覚えました。

(2017年8月28日)