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佐世保市防災訓練にオスプレイ


雑草を吹き飛ばしながら着陸するオスプレイ (リムピースHP)

 9月1日、陸自相浦駐屯地で佐世保市総合防災訓練が開催され、2機の米軍輸送機オスプレイが参加しました。宇久島へ救援物資を運び、負傷者を相浦へ運ぶ訓練を行ったとのことです。

 佐世保市平和委員会、佐世保原水協などが駐屯地入口で抗議活動を行い、参加者へアピールしました。

 午前10時ごろに2機のオスプレイが飛来し、一時間ほど留まった後に飛んでいきました。自衛隊はオスプレイの宣伝活動に一役買うことを期待して参加させた模様です。

 佐世保市は、基地政策局長などの主要な人物や商工会議所のメンバーがオスプレイに体験搭乗しています。今回の訓練終了後、朝長市長は「航続距離や速度の面で、災害時におけるオスプレイの有効性を改めて確認できた。多くの離島を抱える佐世保が(災害時のオスプレイ活用の)先鞭を付けたい」と言っています。佐賀空港配備についても「近くにあることは大歓迎だ」と全面的に賛成しています。

■九州防衛局から佐世保市へ伝えられた情報
 09時39分 2機 赤崎貯油所を離陸
 09時46分 2機 相浦駐屯地に着陸
 10時33分 2機 相浦駐屯地を離陸
 10時50分 1機 宇久総合公園に着陸
 11時08分 1機 宇久総合公園を離陸
 11時18分 2機 相浦駐屯地に着陸
 12時08分 2機 相浦駐屯地を離陸
 12時14分 1機 赤崎貯油所に着陸
 12時16分 1機 赤崎貯油所に着陸
 13時27分 1機 赤崎貯油所を離陸
 13時28分 1機 赤崎貯油所を離陸

(2016年9月2日)