子どもの日の5月5日〜母の日の5月8日に、「だれのこどももころさせないWEEK」として全国のママが一斉に起こしたアクション。『せんそうさせないママパパの会ながさき』は、初めての独自企画「〜親子で歩く被爆遺構めぐり〜てくてくPEACE」を計画しました。◦戦争する国へ向けた安倍政権の取り組みとして、法的根拠:特定秘密保護法、集団的自衛権行使容認の閣議決定等々の民意を無視した強行突破。(戦争法の成立はその象徴・・・)
心配だった天気にも恵まれ、集合場所の爆心地公園には、1歳から6歳まで6名の子どもたちと、飛び入りも含めて12名の大人が集まり、爆心地から城山小学校までをゆっくりと歩きながら平和について考えました。ガイドは、平和委員会会員でもある川尻瑠美さん。
自らは平和教育を受ける機会も多く育ったママパパも、自分の子どもと被爆地を歩くのは初めての人がほとんど。比較的低年齢の子どもたちの参加が多く、被爆遺構めぐりの内容がどこまで伝わるだろうかと心配していましたが、ガイドさんのお話を耳の端に聞きながら遊んでいた子どもたちも、爆心地の地層に埋まる当時の生活用品や残された被爆校舎の焼け焦げた木煉瓦など、真剣な表情で見入る瞬間もありました。
短い時間でしたが、今回親子で一緒に体験したことを、くらしの中で語り合いながら、一緒に平和について話し考えることができたらと思います。
(2016年5月10日)