7月5日、憲法共同センターと「戦争への道を許さない!1001人委員会」の主催で「戦争法案NO!ながさき集会」が開かれ、700人を超える人々が参加しました。
弁護士の中川拓さんは、「閣僚には憲法尊重擁護義務がある。それは本来、憲法に合うように、いかに自衛隊や在日米軍をなくして非武装中立の日本をつくるかを考えることだ」と指摘しました。長崎市議会に被爆者5団体で戦争法案の撤回を迫る意見書採択を求める請願を出した川野浩一さんは「戦争があって原爆が使われた。この法案が通ったら70年前の体験を子や孫たちにさせることにもなりかねない。総務委員会で否決されたが、ぜひ本会議を傍聴して各議員の発言を聞いて欲しい」と訴えました。
戦争する国づくりを進める安倍政権に対する危機感から、「戦争はイヤだ」という若者の声を上げていく場をつくろうと結成したN−DOVE(長崎のハトの意)のメンバーが登壇。「友人の間では政治の発言はタブー視されているけれど、戦争になることの方が怖いので行動したい」「戦争では何も守れない。憲法を解釈一つで変えてしまう人にこの国の平和と私たちの未来は託せない。この状況はマジでやばい、立ち上がろう」と訴え、7月25日午後4時からに鉄橋で行う、音楽をつかった「戦争法案反対サウンドデモ」への協力と参加を呼びかけました。
(2015年7月6日)