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米軍の長崎空港利用数が過去最少に

福岡 59 奄美 46 長崎 42 仙台 29
八尾 21 熊本 15 名古屋 13 釧路 12
種子島 12 大阪 11 高松 11 南紀白浜 10
岡南 8 大分 6 東京 3 宮古 3
新潟 2 静岡 2 那覇 2 新千歳 1
福島 1 松山 1 高知 1 合計 311

 2014年の米軍の長崎空港利用数は42回で、1983年以降、最少だったことが判明。米軍の運用上の都合によるものは減り、共同訓練やトラブルでの着陸が増えているようにみえる。以下、報道された記事から。

奄美は日米共同演習や米韓合同演習に向かう途中、給油のために沖縄の戦闘ヘリなどが使用。熊本は大矢野原演習場での日米共同訓練にオスプレイなどが着陸。南紀白浜は南海トラフ巨大地震を想定した陸自中部方面隊の防災演習に米軍機が参加。さらに和歌山県の防災訓練にオスプレイ参加。

宮古島はフィリピンから嘉手納に向かうヘリが悪天候を理由に着陸。一方で、給油目的の着陸に県が自粛要請をしたため、空中給油で対処した例も。種子島は普天間のヘリの故障で着陸。修理部品をオスプレイが岩国基地から運んできた。

福島は三沢基地に向かう米軍所有の小型輸送機のトラブルで緊急着陸。

(2015年7月1日)