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再稼働の「スイッチは押させない!」

ストップ川内原発再稼働!全国集会に3000人

 1月25日、九州電力の川内原発の再稼働が3月か、4月かと言われる中、鹿児島市内の繁華街の中にある天文館公園に地元鹿児島、九州各県をはじめ全国からおよそ3,000人が集結した「ストップ川内原発再稼働!全国集会」は大きな成功を収める事が出来ました。

 私たち、長崎民医連からも職員や諫早や大村の友の会会員さんらも併せ16人で参加しました。往路の貸切バスの中では、原発に関するミニ講座を行いました。「九電なのに千葉県に火力発電所を作って工場地帯に買電して儲けようとしている」、とか「今国内でただの一基も稼働していない原発を冷却するのに年間1兆円が使われている、これがすべて電気代に上乗せされている」などの話に、一同、「エー!信じられない!!」との悲鳴も上がり、大いに盛り上がりました。

 約5時間半かけて集会会場に到着、開会30分前で人出もまばらでしたが、開会時には会場いっぱいの参加者であふれかえりました。登壇した各階の16人の方々から、さまざまな角度からの再稼働反対と廃炉にむけた運動、取り組みの紹介があり、会場全体が一体となりました。

 集会後のデモ行進を終え、午後3時半には鹿児島を後にしました。帰りのバスの中でも参加感想を各自からうかがいましたが、異口同音に「参加して良かった」と大変意義深い集会参加となったことを確信しました。(長崎民医連・AM)

◇当日の集会アピールから◇

 原発は人類と共存できません。使用済み核燃料という「核のごみ」は、誰も処理できない人類の負の遺産です。再稼働によってこれを増やしてはなりません。未来に対してあまりにも無責任です。太陽の光と熱、風の力、大地の熱、微生物の力 − そんな、安心して使い続けられるエネルギーを選びましょう。

 私たちは強く訴えます。原発はいりません! 原発なしで暮らしましょう! もう一度、3.11を、そして今この瞬間も、福島の原発では終わりの見えない事故処理のさなかであるという現実を、しっかり見つめましょう!

■川内原発1,2号機の再稼働を止めましょう!
 廃炉にしましょう!
■全国すべての原発の再稼働は許しません!
■自然エネルギー中心の社会をつくりましょう!

(2015年1月26日)