5月21日の夕方、憲法改悪阻止長崎県共同センターは長崎市繁華街の浜町アーケードで「集団的自衛権の行使容認」について市民の声を聞くシール投票を行いました。「賛成」「反対」「わからない」の3つの欄に「みなさんの気持ちをそのままシールで表してください!」とよびかけました。
日の丸会という女性の二人連れは「安倍さんおかしい!」と怒りながら「反対」にシールを。子ども連れのお母さんも親子で「反対」にシールを貼りました。その他、高校生や若者もたくさん参加してくれました。一方では「日本を守らなくてはならない」と力をこめて「賛成」する人もいました。
市民の関心は高く、1時間で270人が投票し、結果は「反対243人、賛成15人、わからない12人」でした。反対が9割と圧倒的で、内訳は「戦争につながるので認めるべきでない…201人」「今までの憲法解釈を守るべき…42人」でした。一方、賛成する人でも「憲法を変えて認めるべき…9人」「憲法解釈を変えて認めるべき…6人」と、安倍首相の解釈改憲を支持するのは少数でした。
行動には14人が参加してチラシ450枚をまき、「戦争をさせない全国署名」に18筆が寄せられました。シール投票は対話ができて楽しいとの感想も出されました。
(2014年5月22日)