補給艦はまな、5度目の戦時派遣 7月28日、海上自衛隊佐世保基地から「補給艦はまな」がインド洋へ戦時派遣されました。佐世保からの派遣は延べ17隻目、「はまな」自身も5回目の派遣となります。すでに「はまな」は158回の補給を米英などの軍艦に行なっています。 防衛庁は7月19日に、インド洋での支援態勢を補給艦1隻及び護衛艦2隻から、補給艦1隻及び護衛艦1隻に変更しました。「警戒監視や護衛のノウハウが蓄積され、練度が向上し、護衛艦1隻でも安全が確保できるため」としています。 「テロ対策特措法」にもとづく戦時派遣が開始されてまもなく4年、「テロ対策」にどのような効果があったのか全く明らかにされていません。延べ1万人近い自衛隊員に過酷な環境下での活動を強い、160億円もの巨費を投じて購入した燃料を無償提供した結果を検証する必要があります。 17.7.19 お知らせ テロ対策特措法に基づく実施要項の変更について 本日、テロ対策特措法に基づく協力支援活動等の実施に関し、防衛庁長官が定める実施要項について、所要の変更を行い、総理の承認を得ました。 〈変更内容〉 ○ 協力支援活動等を実施する艦艇を現行の補給艦1隻及び護衛艦2隻から、補給艦1隻及び護衛艦1隻(艦艇の交替を実施する場合には補給艦2隻及び護衛艦2隻)とすること。 (なお、現在派遣中の艦艇部隊が帰国するまでの間は、艦艇の交代を実施する場合には、艦艇の交替を実施する場合の護衛艦は3隻とすることとしています。) |
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