松が枝埠頭が85m延長へ
松が枝埠頭の全景。左手方向に85メートル拡張される。
松が枝埠頭が85メートル伸ばされることになりました。長崎県の地方港湾審議会が県の計画を承認したもの。松が埠頭岸壁の南側には長崎海上保安部が巡視艇などを係留している岸壁があります。計画は両者を一体化して整備するというもので、長さは現在の275メートルから360メートルになります。また埠頭から南西約700メートルの海底約32,000m2を浚渫して大型船がUターンできる「船回り場」を設けるという。総事業費は約10億円。今年度着工の予定。 このところ大型化する国際観光船の接岸の安全性を確保し、円滑化を図るための拡張だといいます。しかし360メートルの長さがあれば米軍艦が2隻接岸できます。「岸壁が空いていない」ことを理由に入港を断るのは難しくなるかも。県知事には国際観光港に軍艦はお断りの姿勢を貫いてほしい。