1月16日、陸上自衛隊先遣隊のイラク派兵が強行されることになりました。戦後初めての戦闘地域への武装した自衛隊の派兵となり、日本はいま、平和憲法をふみにじる「戦争をする国」へと突き進んでいます。
氷雨の降る中、有事法制に反対する長崎県・市連絡会は緊急の昼休み抗議デモを行ない、自衛隊派兵に対して怒りの声を上げました。約90名の市民が駆けつけ、長崎市役所前から県庁前までの官庁街を往復して、「自衛隊のイラク派兵反対」、「アメリカは占領支配をやめろ」、「人道支援に切り替えよ」とシュプレヒコールを繰り返しながら市民にアピールしました。
1月下旬には航空自衛隊本隊と陸上自衛隊施設部隊の派兵、2月には陸上自衛隊本隊の派兵がもくろまれています。連絡会では当面、街頭宣伝を継続して取組みつつ、自衛隊派兵の動きにあわせた抗議行動を行うことにしています。