揚陸艦ハーパーズ・フェリー
初めてLCACを運用


ハーパーズ・フェリーがLCACを運用
5月1日沖縄ホワイトビーチ:写真は中村重一さん

 5月6日、米揚陸艦ハーパーズ・フェリーが佐世保に帰港し、搭載していたLCAC2隻を降ろしました。ハーパーズ・フェリーのLCAC運用は昨年9月に佐世保に配備されて初めてのことです。
 ハーパーズ・フェリーは4月12日にLCACを搭載して出港したのち、ホワイトビーチに寄港しました。その後、フィリピンに向かい、ルソン島で行われた米比合同演習「バリカタン03」に参加しています。5月1日にはホワイトビーチに寄港し、LCAC2隻が、車両などを乗せて揚陸艦と陸上を往復しました。

 ハーパース・フェリーは強襲揚陸艦エセックスやジュノー、フォートマクヘンリーの3隻とは別行動をとることが多くなっています。この間、エセックスなど3隻は1900人の第31海兵遠征部隊を載せてマリアナ諸島などで行われた合同演習「タンデム・トラスト03」に参加しています。
 初めてLCACを独自に運用したことを考えると、ハーパーズ・フェリーは同じ第1水陸両用戦闘群の中で別の任務が与えられている可能性があります。