インターネットニュース


大阪オルグ

 5月29日、大阪原水協と府生協連、民医連などを訪問し支援要請。西淀病院での昼休み歓迎集会で40名の職員の人たちに訴え、参加者からは「国、厚生省の松谷さんにたいする冷たい態度は医療分野での患者さんへの態度と同じだ」として、「松谷署名を原水爆禁止世界大会にたくさん届けよう」などの意見も出されました。


 翌30日、180人ほどが参加をされたいずみ市民生協の「堺地区合同平和学習会」で、松谷さんは1時間にわたって被爆体験や裁判への思いを語り、終了後の交流会でも「DS86とは」「認定制度について」など活発に質問が交わされました。
 なお、大阪生協連では6月の理事会で取り組みを検討して頂くことになりました。


京都原爆訴訟支援ネット結成

 5月28日「京都原爆訴訟支援ネット」が結成されました。6月27日には結審となり、年内にも判決が見込まれます。、
 結成総会では、原告の高安九郎さん(ペンネーム)も出席し裁判勝利への気迫あふれる挨拶をされ、支援する会から松谷さんと事務局の柿田、大塚が参加しました。京都在住の歌手野田淳子さんの歌声での応援もあり、さわやかな集会となりました。

支援ネットはこんなとりくみをします


1.京都原爆訴訟支援ネットの目的は
 京都原爆訴訟を支援し、裁判の勝利を勝ち取り、原爆被害に対する国家補償の実現をめざします。

2.どんな活動をするのか
 (1)京都原爆訴訟の内容を多くの人に知らせ、支援をよびかけます。
 (2)裁判の傍聴をおこない、原告を励まします。
 (3)現在争われている大阪高裁にたいする要請署名をすすめます。
 (4)裁判に勝利するための支援募金をすすめます。
 (5)長崎原爆松谷訴訟など全国の原爆裁判と連帯し、交流します。

3.組織・財政は
 (1)会員制はとらず、賛同する個人、団体の登録制とします。
 (2)若干名の世話人と事務局をおき、活動の相談・実務などをおこないます。
 (3)財政は、募金を中心とします。事業活動も検討します。

4.事務局(連絡先)は
 京都市中央区麹屋町通丸太町下ル 長栄ビル2階
 鴨川法律事務所気付 Tel 075-222-2233 Fax 075-253-3288

5.当面のとりくみは
 (1)京都原爆訴訟支援ネット発足のつどいを開きます。
 (2)支援(登録、署名、募金)のよびかけをおこないます。
 (3)大阪高裁第7回公判(結審予定)の傍聴をおこないます。
  ○6月27日(火)午後1時40分 大阪高裁84号法廷
  ○年内判決の可能性が高まっています。傍聴席をいっぱいにしましょう。
 (4)大阪高裁への要請署名にとりくみます。 

 集会の模様や参加者の感想文は→原水爆禁止福天協議会


新潟・群馬オルグ

【新潟オルグ】
 5月24日の午後2時前、坂の長崎から広い新潟平野の中の空港に到着。新潟県原水協の久保田事務局長の案内で県商連や医療生協などの各団体を訪問。午後4時からは被爆者団体の新友会・原水協の皆さんとの懇談会に出席しました。
 松谷さんをまじかに見、接した被爆者の方から原爆症と認めない国に怒りの声が上がり、松谷さんも「自分のことのように言って下さり、うれしかった」といっています。 午後6時半「戦争法強行1周年、講演・学習の夕べ」で、140名の参加者へ訴えました。
 翌日、総合生協、市民生協の平和部会の皆さんとの懇談会に出席。参加のお母さんたちは、自らの子育ての体験にふれ「戦争、原爆、そして松谷さんのことも子供に伝えていきたい」と語り、全員が支援する会への入会または募金に応えていただきました。
 1日半の行動でしたが、新潟原水協の皆さんの綿密な事前準備のおかげで、新会員20名と多額の会費・募金が寄せられ、今後の署名数の飛躍を感じつつ、夕方、上越新幹線で群馬に向かいました。

【群馬オルグ】
 利根保健生協総代会での訴えからスタートし、続いて北毛病院を昼休みに訪問し理事長以下、20名ほどの職員の皆さんへ支援を訴えました。その後、カラオケを練習している公民館に立ち寄り、練習していた人や近所の人など30人近くに訴え懇談、署名や募金と合わせ会員も増えました。夜は、前橋市での各団体代表との懇談にのぞみ群馬県原爆被災者の会の須藤会長ともお会いすることができました。
 翌2日目は前橋で開催の高校教育研究集会、自治体労働者の学習会などに参加。観光名所となった?33階建ての群馬県庁で利根川を眺めながらの昼食となりました。
 午後も、中央医療生協理事会、そして、はるな生協(高崎市)総代会では、「生協あげて署名と支援にとりくむことを検討されたい」との動議が出され理事会にて具体化されることになり、今後に期待が大きくふくらむ群馬行動となりました。
 多くの人に松谷さんの話を聞いてもらい、入会17名と会費・募金をいただきました。78才という高齢にもかかわらず、2日間も県内を案内していただいた菊池さん(原水協代表理事)に感謝をしつつ群馬をあとにしました。


佐賀オルグ

 5月12〜13日の両日、佐賀県原水協の学習会参加と併せて、要請行動を行いました。長崎駅前で松谷さんを乗せ、高速道路経由で佐賀駅に着いたのは11時40分でした。
 佐賀県原水協の吉富事務局長の案内で訪問したのは10団体。佐賀県教組には、高裁時の署名リストを示しながら特に団体署名の取り組みを要請。県高教組では、委員長はじめ専従役員の皆さん全員に迎えていただき、松谷さんの訴えに「取り組みが遅れている。44の分会に取り組みを指示したい」と言われました。また、原水禁国民会議への訪問では、沖縄デーで役員全員が沖縄に行っているということで、社民党の代表に要請し取り組みを約束していただきました。この他、県労連、県国公、県商連、佐賀医療生協、国民救援会、共産党県委員会などを訪問。松谷さんが訪問したということで、力強く励ましていただき1日目を終えました。
 翌13日は、新婦人県本部訪問のあと、階段の多い佐賀城跡の会場での新婦人支部会議に松谷さんと訪問し、あたたかい励ましを受けました。
 午後2時からは、佐賀県原水協主催の「松谷英子さんと語る会」が開催されました。関谷理事長の開会挨拶のあと、車で1時間以上もかかる遠方からかけつけた佐賀県被団協の吉富会長が挨拶をされ、松谷さんをはじめ原水協関係の皆さんも大きく励まされたようです。集会の最後に女性の方が「松谷署名をいま取り組まねばならない意味がわかった」と発言され、オルグの目的が達せられたとの手応えを感じました。
参加著は会場いっぱいの約50名。支援する会への入会は9名でした。
 学習会2時間をすべて松谷訴訟に割いて下さった原水協の皆さんの配慮に心から感謝をしつつ帰路につきました。(事務局 大塚孝裕)。


第11次最高裁要請行動

上告理由反論書提出1周年集会ひらかれる

 5月11日、ネットワークの協力を得て、全日本労働組合総連合、全日本教職員組合、日本母親大会実行委員会、全日本民主医療機関連合会、全日本建設交運一般労働組合の5団体へ日本原水協の岸本次長と支援する会事務局の牧山次長で要請行動を行ないました。そして、今後の窓口となる担当者を依頼しました。
 5月12日、原爆松谷裁判ネットワークは第11次最高裁要請行動を行いました。朝8時30分から最高裁職員へビラの配布と宣伝行動を行ない、最高裁には、個人署名18,278筆、団体署名67、上申書4を提出しました。10時からの書記官交渉には17名が参加。日本被団協の伊藤相談員の司会で各団体の8名が発言をし「1日も早く上告棄却を!」「20世紀中に判決を!」と訴えました。これまで提出署名の累計は個人518,811、団体3,400となっています。

 終了後、四谷の主婦会館で、ネットワーク主催の「上告理由反論書提出1周年集会」が開かれ21名が参加しました。集会では、それぞれの立場から取り組みの現状を全員が報告し、裁判勝利をめざす行動提案や決意を出し合う有意義な集会となりました。


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不当な厚生省の上告に対し、怒りをもって抗議し、ファックスまたは葉書で上告取り下げを要求しましょう。
宛先: 厚生大臣 丹羽雄哉
    東京都千代田区霞ヶ関1-2-2
      03(3502)3090


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