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金山弾薬庫 海上自衛隊:佐世保市大塔町
土地178,798 m2:建物4,997 m2


金山弾薬庫の5号棟と6号棟

 大塔町の尼潟トンネルを抜けると佐世保弾薬整備補給所金山弾薬庫がある。ここは旧海軍尼潟火薬庫跡地で、戦後は海上保安部が工作所として使用し山林は元地主に支払い下げられていた。1954年5月に弾薬庫及び保安用地として民有地を購入し、金山弾薬庫を開設。1955年8月に弾薬庫3棟、1966年3月に2棟が竣工。1970年12月に工作所跡地を保安庁から所管換え、さらに1974年3月に民有地を購入し拡張。現在は弾薬庫8棟となっている。


金山弾薬庫の2号棟と1号棟(右)

 近年、佐世保基地には大型新鋭護衛艦が順次配備され、施設増設で後方支援能力を充実し、部隊の即応を高めるとして金山弾薬庫に武器弾薬類を保管するトンネル式弾薬庫2棟(計約800m2)を増設することが決まった。完成予定は2002年3月末。請負業者は(株)森川建設で金額は2520万円。


建設中の新弾薬庫。2つのトンネルが見える。(2002.3.16)


左側のトンネル。(2002.3.16)


建設中の新弾薬庫。前面がふさがれた。(2002.7.4)


金山弾薬庫の遠景。左端が1号棟、右側が5号棟・6号棟。(2002.3.16)