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赤数字は米軍施設の共同利用で外数
針尾地区自衛隊 佐世保市>針尾北町
用 途 施  設  名 土地(m2 建物(m2
補給施設 針尾弾火薬庫 214,647 5,215
47,703  

【前史】
 針尾弾火薬庫の地域は旧海軍工廠補給倉庫地区跡地であった。戦後は開拓農地として払い下げられていたが、1951年8月、朝鮮戦争に関連して米軍が接収して弾薬集積所として使用開始した。


海上自衛隊の針尾弾薬庫

 海上自衛隊は70年10月から米軍針尾弾薬集積場の砲銃弾用の弾薬庫2基を共同使用(地位協定二条4項(a))するようになった。74年3月には隣接市有地を保安用地として購入した。
その後84年の日米防衛実務者協議会の中で米軍側は海上自衛隊の弱点として継戦能力と有事即応体制に欠けることを指摘した。それを受けて海上自衛隊は独自の弾薬庫建設にふみきることになる。翌85年12月、福岡防衛施設局は米軍針尾弾薬集積所に隣接する大崎半島地区に弾薬庫を建設するとして保安距離との関係で市有地の譲渡を佐世保市に要請した。弾薬庫は着々と建設が進められ、98年3月に日本一といわれる16棟の近代的弾薬庫が完成した。