このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus jamasakura ‘Humilis’
ワカキノサクラ
稚木の桜

 日陰の環境、小枝でもよく花を付ける桜、低木状に育つ美しい桜
花床筒は筒状鐘形
萼片は長三角形
冬芽が全て花芽であるため、花が散った後、展葉が遅れる

<花の色>
 白色「9201」
<花弁の枚数>
 5枚
<花の形>
 一重咲き 小輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月上旬
<特徴・来歴>
 高知県佐川町の山中で自生しているものが発見されました。発芽後、3年も経たずに開花します。ヤマザクラの幼形開花型とされており、樹高は3m程度にしか成長しません。
 シュートの生成過程が他の桜と違う点が興味深い桜です。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第1集-P166

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