このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Ranran’
ランラン
蘭 蘭

 白色大輪の桜で枝いっぱいに花を付ける。花弁の先にはピンク色が残る
花床筒は鐘形〜漏斗形
萼片は卵状三角形
同時に展葉する若芽

<花の色>
 白色「9501」
<花弁の枚数>
 20枚〜25枚
<花の形>
 八重咲き 大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月中旬〜下旬
<特徴・来歴>
 (ハクラン × アマヤドリ)
 浅利政俊氏が昭和43年に上記の組み合わせの結果、実生選抜された品種です。上野動物園のパンダ(ランラン)の死を悼み、松前市の子ども達によって名づけられました。
 樹形は傘状、花弁の外側の色が濃いですがほとんど白色です。



<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第2集-P118

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