このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus × chichibuensis ‘Yakuohjiyae’
ヤクオウジヤエ
薬王寺八重

 小花柄が長く花は下向きにつける。旗弁も見られる。枝いっぱいに花をつける美しい桜
no image
花床筒はややくびれた壺形
萼片は三角形

<花の色>
 淡紅白色「9502」
<花弁の枚数>
 20枚〜30枚
<花の形>
 八重咲き 小輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月上旬〜中旬
<特徴・来歴>
 (エドヒガン × オクチョウジザクラ)
 上記組み合わせの自然交雑種です。
 原木は福島県会津坂下町船杉・杉村薬師堂にあります。咲き始めは白色、開花が進むと化粧咲きが見られ白と赤のコントラストが美しいサクラです。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界1-P133-134

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