このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Purpurea’
ムラサキザクラ
紫 桜

 花弁は円く大きい。先端は深く切れ込む。花弁の濃淡が美しい、旗弁がよく目立つ
no image
花床筒は長鐘形
萼片は披針形

<花の色>
 紅紫色「9203」
<花弁の枚数>
 5枚
<花の形>
 一重咲き 中輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月上旬
<特徴・来歴>
 荒川堤から広まったものが栽培されています。花弁が丸くて大きくオオヤマザクラの特徴がうかがえます。花弁の色と若芽の赤葉のコントラストが美しい桜です。
 古くから知られる品種で、久保帯刀邸の長者ケ丸桜譜(1842年)にも、その名が見られます。

<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第1集-P74

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