このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Matsumae-aizen’
マツマエアイゼン
松前愛染・愛染

内側の花弁は特にうねるような付き方をしている。
no image
花床筒は開いた筒状鐘形
萼片は長卵状三角形

<花の色>
 淡紅紫色「9201」
<花弁の枚数>
 15枚〜20枚
<花の形>
 八重咲き 大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月中旬
<特徴・来歴>
 (♀イトククリ × ♂イツカヤマ)
 浅利政俊氏がイトククリとイツカヤマを交配して作出した品種です。(昭和38年 1963年)
 若葉や苞に粘性があることから、オオヤマザクラの特徴も見られます。
 命名の由来は、「際立った美しい花で訪れた方をむさぼり愛して欲しい」と「北国の桜」には、記述されており、また、別説には、散り際、紅く染まることからこの名がつけられたともあります。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第2集-P88

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