このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata Wilson f. horaisan Wilson
ホウライサン
蓬莱山

花弁の外側に濃いピンク色が見られる。また、不規則にねじれる。
no image
花床筒は太い鐘形
萼片は卵状三角形

<花の色>
 淡紅色「9502」
<花弁の枚数>
 7枚〜15枚
<花の形>
 八重咲き 大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月中旬
<特徴・来歴>
 北海道松前郡松前町松前城新桜見本園にある桜です。
 1916年にウィルソンが記載発表したものは、花弁の色は白色、枚数は単弁とあり、本種は明らかに違います。この学名を使うのは適当でないかも知れません。
 本種は淡紅色で花弁全体がうねるように波打ちます。開花が進んでも白色には変化しません。来歴などは不明です。蓬莱山は現存しない桜の一つとして数えられています。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第1集-P80


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