このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus itosakura ‘Pendula Rosea’
ベニシダレ
紅枝垂桜

開花直後は、花弁の先に来い紅色が残る。満開時はみごと
花床筒は壺形
萼片は三角形
小枝でも枝一杯に濃い花をつける

<花の色>
 紅紫色「9703」
<花弁の枚数>
 5枚
<花の形>
 一重咲き 小輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 3月下旬
<特徴・来歴>
 エドヒガンの枝垂れ型の、花の色が濃いタイプが本種です。花が薄い枝垂桜よりやや遅れて開花します。花が平閉しないのが特徴です。
 最近では、ヤエベニシダレが多くなり、本品種はある意味絶滅危惧品種の一つと言えます。私の好きな品種の一つです。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第1集-P179


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