このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Fudanzakura’
フダンザクラ
不断桜・白子不断桜

中輪、白色の花、二季咲き性の希少種です。
花床筒は筒状鐘形
萼片は披針形〜長三角形
白子山観音寺(子安観音)にある原木、1923年に国の天然記念物に指定

<花の色>
 白色「9701」
<花弁の枚数>
 5枚
<花の形>
 一重咲き 中輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 10月中旬〜晩秋
 4月上旬〜下旬(二季咲き)
<特徴・来歴>
(ヤマザクラ × オオシマザクラ)
 ヤマザクラとオオシマザクラの交雑種です。
 三重県鈴鹿市、白子山観音寺に原木があります。主幹がなく、横から徒長したひこばえ枝により株立ち状に成長しております。
 晩秋から翌春にかけて咲き続けます。(厳冬期は一旦、開花が休止


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第1集-P155


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