このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Polycarpa’
フクザクラ
福 桜

花の色が濃いのでケンロクエンキクザクラと区別がつく、葉緑素がある花弁がある。
花床筒は円盤形
萼片は卵状三角形、副萼片がある
太い長く、小花柄

<花の色>
 紅紫色「9703」
<花弁の枚数>
 80枚〜200枚
<花の形>
 菊咲き(二段咲き) 中輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月下旬
<特徴・来歴>
 原木は、兼六園にありましたが枯死し、現在のものは二代目です。菊咲きですが花の中には複数の正常な雌蕊があり、結実します。
 花弁の先にも緑色となっている個体もあります。おもしろいキクザクラです。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第1集-P154、第3集-P14


このページへの直接のリンクを禁止します。