このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Longipedunculata’
ヒヨドリザクラ
鵯 桜

桜の品種中、もっとも花弁枚数の多い品種、外向きにはねあがった花弁は鵯の羽根の模様のようだ
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花床筒は漏斗形
萼片は三角形

<花の色>
 濃紅色「9704」
<花弁の枚数>
 300枚〜500枚
<花の形>
 菊咲き(二段・三段咲き) 中輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 5月上旬
<特徴・来歴>
 古くから記載のある品種で、長い間、絶滅していたものと考えられていました。現在のものは、石川県七尾市、個人邸にあったものが再発見されたものです。
 花は、菊咲きから段咲きへと咲き進み、球形となります。カスミザクラ系品種のキクザクラです。桜の品種中、最大の花弁数です。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第1集-P152、第3集-P16


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