このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus carmesina (H.Hara) H.Ohba
ヒマラヤヒザクラ
ヒマラヤ緋桜

早春を彩る桜、花は下向きに付ける。
no image
花床筒は太い鐘形
萼片は卵状三角形

<花の色>
 濃紅紫色〜紅色「9706」
<花弁の枚数>
 5枚
<花の形>
 一重咲き 中輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 3月上旬〜中旬
<特徴・来歴>
 カンヒザクラによく似た桜で、ヒマラヤ(ネパール、ブータン)から中国雲南にかけて標高1500以上の山地帯に分布しています。 日本では新宿御苑などで植栽され見ることができます。花は、カンヒザクラなどと同様に平開しません。沖縄県などで野生化しているカンヒザクラの中には白ぽい物、平開するものなど様々な形質のものがありますが、本種は花の色がかなり濃いことがわかります。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界1-P66


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