このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Excelsa’
バンリコウ
万里香・萬里香

開花が進んでも外側の花弁の色が濃いのは変わらない、花色の表現が難しい。
花床筒は太い鐘形〜漏斗形
萼片は広卵状三角形
花弁は一定方向にうねるように付く

<花の色>
 微淡紅色「9502」
<花弁の枚数>
 20枚〜25枚
<花の形>
 八重咲き 中輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月中旬
<特徴・来歴>
 花弁の縁の色が濃く、花には芳香があるとされていますが、オオシマザクラ系匂桜と比べそれほど強くないです。
 荒川堤にあったものとされていますが、北海道松前町のものが全国に広まっています。
 花弁の外側の色が濃いですが、完全に開花すると白色となります。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第1集-P63


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