このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Nison-in’
ニソンインフゲンゾウ
二尊院普賢象

球形で小花柄が長いため、下向きに花をつける。
no image
中心付近から段咲きの花が見える

<花の色>
 淡紅紫色「9203」
<花弁の枚数>
 80枚〜120枚
<花の形>
 菊咲き(二段咲き) 大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月中旬〜下旬
<特徴・来歴>
 京都府嵯峨二尊院にあった品種で佐野藤右衛門氏によって保存されたものです。ヤマザクラ系の菊咲き品種です。わすかに副萼片が見られます。
 また、ほとんどが段咲き花が完全に開花しないまま花が終わります。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第1集-P145、第3集-P17

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